洗顔/メイクオフ/スキンケアにはミセラーウォーター!そのメカニズムをご紹介!
ミセラーウォーターは、クレンジング・洗顔・うるおいキープまで様々な役割をあわせもつスキンケア用品です。
肌に付着した不純物だけをとりのぞき、肌のうるおいはキープします。
洗い流しも不要のため使用シーンの幅が広く、ひとつ持っておくだけで便利に使えます。
この記事では、ミセラーウォーターがなぜ汚れを落としてうるおいをキープできるのか、そのメカニズムを解説し、使用するメリットや商品の選び方まで詳しくご紹介します。
1. ミセラーウォーターとは?
ミセラーウォーターは、クレンジングと洗顔の両方の機能をあわせもち、さらに化粧水で保湿したようなうるおいをキープしてくれるスキンケア用品です。
肌の汚れだけをキャッチしてうるおいは残してくれるため、使用後に水で洗い流す必要はありません。
驚くほど簡単で便利にどこでも洗顔できる画期的なアイテムです。
ミセラーウォーターは肌にやさしく手軽に使用でき、様々なシーンで活躍してくれるため、一度使ってみると手放せなくなります。
そもそも「ミセル」とは
ミセルとは、目には見えない微粒子で構成された集合体です。
水に「界面活性剤」を一定以上の濃度で溶かすことによって生成されます。
ミセルを水に溶かしたものが、ミセラーウォーターです。
ミセルの表面には、肌の不純物を引き寄せる働きがあります。
ミセラーウォーターを肌になじませると、肌表面のメイクや皮脂、付着したホコリなどを肌から浮かせてミセルがキャッチしてくれます。
そして肌に必要な保湿成分だけが残ります。
「肌の表面をこすって汚れを落とす」というわけではないため、皮膚に必要な成分まで落としすぎることがなく、摩擦も防げます。
ミセルは、「メイク落としができる洗顔料は肌への負担が大きい」「肌にやさしい洗顔料は汚れを落としきれない」という両方の悩みを解決へと導きます。
ミセラーウォーターは何に使うの?
ミセラーウォーターはクレンジングや洗顔、保湿ケアとして使用できます。
洗浄と保湿を目的として作られ、それぞれの役割を1つにまとめた商品です。
そのためミセラーウォーターは様々なシーンで活躍してくれます。
朝・夜の洗顔として使う
ミセラーウォーターは、メイク落としの役割だけでなく、洗顔としても使用できます。肌に付着した空気中のホコリや汚れ、皮脂や汗などを取り除けるため、朝の洗顔や、メイクをしていない日の夜の洗顔にも使用できます。
メイクを落とすクレンジングとして使う
ミセラーウォーターは、メイク落としの役割をはたしてくれます。専用のリムーバーが必要なメイクを除いて、日常使いのメイクや日焼け止めなどのオフに使用できます。
ふき取り化粧水として
スポーツの後やメイク直しの際のふき取り化粧水としても便利です。洗い流しが不要のため、外出先でも使用ができるのがミセラーウォーターの特徴です。
肌に残った成分で保湿効果がキープされるように作られており、そのままいつもの保湿ケアやメイクへと進めます。
ミセラーウォーターのメカニズム
ミセラーウォーターがなぜ、汚れを落として保湿成分はキープできるのか、メカニズムについて詳しく解説します。
上述したとおり、ミセルは界面活性剤を水に溶かして生成されたものです。
界面活性剤の濃度が高いと、界面活性剤どうしがくっついて、球状の粒子の集合体であるミセルが形成されます。
界面活性剤は、水にとけこみやすい親水性の部分と、油にとけこみやすい親油性の部分の2つの性質を持っているのが特徴です。
本来、水と油は混ざりにくい性質を持っていますが、界面活性剤は2つの性質を持っていることによって、水と油を溶け込ませる働きがあります。
親水性を外側にして集合体(ミセル)が生成されると、油性の成分を内側へと取り込みます。
皮脂やメイクなどの汚れの成分は油性であるため、ミセルの粒子が開き、油性の汚れを内側へと吸収してくれるのです。
汚れをキャッチし閉じこめるため、肌に戻ることはありません。
またミセラーウォーターと一般的なクレンジングを比較してみると、汚れを落とすメカニズムの違いがよくわかります。
一般的なクレンジングには、基本的に油の成分が入っています。
クレンジングの油の成分によってメイクや皮脂などの油分を「溶かして汚れを洗い流す」方法で汚れを落とします。
ミセラーウォーターの場合、メイクや皮脂などの油分を「浮かせてミセルの中にとりこむ」方法で汚れを落とすため、汚れの落とし方に違いがあります。
ミセラーウォーターの様々な呼び方
ミセラーウォーターは、商品によって様々な呼び方をされており混乱しやすいですが、基本的にはどれも同じものです。
「クレンジングウォーター」や「水クレンジング」と呼ばれるものも、ミセラーウォーターと同じく、コットンに含ませてメイクなどの汚れをオフし、その後に洗顔や洗い流しが不要の商品です。
「ダブル洗顔不要」「朝洗顔にも使用OK」などと説明されているものもあります。
ミセラーウォーターのその他の呼び方の一例は下記です。
● クレンジングウォーター
● 水クレンジング
● クレンジング水
● 拭き取りクレンジング
様々な呼び方をされますが、用途や使用方法などは共通しています。
ただし商品ごとに使用方法を必ずチェックして、正しい方法で使用するようにしましょう。
2. ミセラーウォーターを使う7つのメリット
ミセラーウォーターは、ひとつでメイクオフ・洗顔・保湿ケアの3役そろったうれしいアイテムですが、その他にもたくさんのメリットがあります。
ミセラーウォーターの特徴や使用方法をまじえながら、7つのメリットを詳しくご紹介していきます。
肌に負担をかけずにメイクが落とせる
ミセラーウォーターは、肌に負担をかけることなく、メイクや皮脂などの汚れを落とせます。
ミセラーウォーターは、コットンに含ませてふき取ります。
ふき取る=肌をこするということをイメージさせるかもしれませんが、ミセラーウォーターのメカニズムでもご紹介したとおり、メイクや汚れをミセルがキャッチする働きがあるため、こする必要はなくそっとなでるだけで簡単にメイクを落とせます。
また、一般的なスキンケアの流れでは、メイク落とし、洗顔、保湿ケアとステップを踏みます。
汚れをしっかり落とそうとしたり、水分を取ろうとタオルでふいたりして、気づかないうちに肌をこすってしまっている可能性も高くなってしまいます。
しかしミセラーウォーターは、メイク落としからうるおいケアまでワンステップで行い、洗い流す必要もないためタオルで水分をとらずにすみます。
そのため肌へ負担をかける心配はありません。
うるおいを残しながらメイク・汚れを落とせる
ミセラーウォーターは洗浄効果が高いため、「肌に必要な成分まで除去されてしまうのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし肌の汚れだけをミセルでキャッチするため、肌に必要な成分やうるおいは残してくれます。
使用した後も、一般的なクレンジングのようなベタつき感や洗顔後のツッパリ感はなく、化粧水でケアしたようなうるおいを感じられます。
皮脂汚れや古い角質も落とせる
ミセラーウォーターは、皮脂汚れや古い角質も落とせます。
メイクをしていない日の洗顔としても使用できるところがメリットです。
メイクをしていない日でも、汗をかいたり皮脂が分泌されたりして、肌には皮脂汚れや古い角質がたまっていきます。
肌から分泌された汚れは、メイクと同じく油分が多いため、ミセルのメカニズムによって汚れをキャッチします。
驚くほど簡単な洗顔で、皮脂汚れや角質まで除去してくれます。
黄砂やPM2.5の除去にも使える
ミセラーウォーターは、黄砂やPM2.5、花粉など微粒子の汚れもキャッチして除去できます。
肌の汚れには、メイクや内側から分泌された皮脂汚れや古い角質のほか、空気中の様々な汚れが付着しています。
黄砂やPM2.5、花粉などの汚れが肌に付着したまま放置していると、アレルギー症状を引き起こすほか、肌荒れの原因にもなります。
ミセラーウォーターは、微粒子の汚れまでキャッチして除去できるうれしいアイテムです。
「外出先から帰ったら、なるべく早く汚れを落としたい」そんなときにも簡単に手早く使えます。
メイク落とし・洗顔・保湿ケアがまとめてできる
ミセラーウォーターは、メイク落とし、洗顔、化粧水までの役割がすべてまとまっています。
通常であれば、1.「クレンジングをなじませてメイクを落とし水で洗い流す」、2.「洗顔料を泡立てて顔を洗う」、3.「化粧水をコットンに含ませ保湿する」という工程が、ミセラーウォーターであれば1本で完結します。
「疲れているのに、メイクを落として保湿ケアまで面倒」といった場合、ミセラーウォーターであればソファに座ったままでも、ベッドに寝たままでも簡単にケアまで済ませられるため忙しい方の強い味方になってくれます。
「メイクを落とさずに寝てしまう」という状況も回避しやすくなるでしょう。
メイクや汚れが付着したまま寝ることや、クレンジングや洗顔後に保湿せずに放置することは、肌にとって負担の大きいことです。
洗顔が面倒なときにも、簡単かつスピーディにケアできるミセラーウォーターがおすすめです。
朝のふき取り化粧水としてもおすすめ
朝のふき取り化粧水としてもミセラーウォーターは使えます。
「朝の支度時間を短くしてギリギリまで寝ていたい」「寒くて朝の洗顔がつらい」という方も多いのではないでしょうか。
ミセラーウォーターは汚れを取り除き、保湿ケアの機能も兼ね備えているため、朝の洗顔と化粧水の保湿ケアが1本で完結します。
プラスの保湿ケアや日焼け対策、メイクと進められるため、少しでも時短したい忙しい朝におすすめです。
また「朝寒くて洗面所に行きたくない」「冷たくて水で顔を洗うのが嫌だ」という方にもおすすめです。
ミセラーウォーターであれば、暖かいベッドの中やリビングでテレビを観ながら使用できるため、理想的な朝の生活スタイルへと進化するでしょう。
水がないシーンでの使用にも便利
ミセラーウォーターは、水で洗い流す必要がないため、使用するシーンを選ばないこともメリットのひとつです。
アウトドアやスポーツといったシーンや、外出先でのメイク直しにも便利です。
洗い流しが必要なクレンジングとは異なり、ふき取るだけでメイクオフや洗顔、保湿ケアが完結します。
3. ミセラーウォーターが向いている人は?
ミセラーウォーターは下記のような方に向いています。
● 忙しくてスキンケアの時間をとれない方
疲れて帰宅したあとのメイクオフが面倒に感じる場合にも、簡単にメイクオフから保湿ケアまですませられます。
● 寒いのが苦手で水での洗顔がつらい方
洗い流す必要がないため、水の冷たさにストレスを感じることがありません。
● 外出先でメイク直ししたい方
簡単に素早くメイクオフでき、メイク直しの時間も短縮できます。
● 旅行やジムにいくのが趣味だけど荷物はミニマムにまとめたい
クレンジングや洗顔、保湿ケアの3役がまとまっているため、荷物をコンパクトにできます。
上述した以外にも、ミセラーウォーターは肌タイプにあわせて商品のバリエーションも用意されているため、敏感肌や乾燥肌、混合肌のどのようなスキンタイプの方も使用できます。
ミセラーウォーターはひとつで複数の機能をはたし洗い流しが不要といった特徴から、多くの方に取り入れていただけます。
4. ミセラーウォーターは肌に悪い?
「ミセラーウォーターは肌に悪いのでは?」と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それはミセラーウォーターの成分である界面活性剤に対するイメージが影響しているのかもしれません。
界面活性剤は洗浄効果が高いため、「肌の必要な油分まで取り除いてしまい肌に悪い」という誤解が、ミセラーウォーターは肌に悪いというイメージにつながっていることが考えられます。
しかし肌に悪い影響を与えているのは、界面活性剤そのものではなく、洗顔などケアの方法によるものが大きいと言えます。
肌への摩擦や過度な洗浄によって余分な皮脂まで取りのぞき、肌を乾燥させているという点が実際の原因です。
界面活性剤そのものが肌に悪いというわけではありません。
肌の状態を守る方法としては、肌をこすりすぎないよう洗顔する、保湿成分が含まれている製品を選ぶ、また使用後にプラスの保湿ケアを行うなどがポイントです。
界面活性剤の成分ではなく、肌に負担を与えず乾燥させないように注意することが大切です。
5. ミセラーウォーターの選び方
ミセラーウォーターの製品は様々あるため、最適なものを選ぶポイントについてご紹介します。
肌質にあうものや配合成分、好みのテクスチャーなど詳しく見ていきます。
肌質にあうタイプを選ぶ
ミセラーウォーターは、化粧水を選ぶのと同じように肌質にあわせてタイプを選べます。
敏感肌・混合肌・乾燥肌の3タイプに分けて、どのような成分が入っているものを選べばよいかご紹介します。
おすすめの商品もあわせてご覧ください。
敏感肌
敏感肌タイプの方は、アルコールフリーのものなど肌への刺激が少ない商品を選ぶのがポイントです。敏感肌は、外部の刺激に対して過敏になり、かゆみやほてり、ピリピリ感などの症状があります。
また外部刺激から肌を守るために皮脂が余分に分泌されて、皮脂腺が発達しているTゾーンといわれる「おでこから鼻にかけての部分」と「あご」がテカリやすくなります。
肌の刺激になる成分には、アルコール(エタノール)のほかに、パラベンなどが挙げられます。
敏感肌タイプの方は、刺激となる成分が入っていないものを選ぶようにしましょう。
● アルコール(エタノール)
アルコールは刺激につながるほか、肌の乾燥も誘発させます。これらの成分が入っているものは避けるようにします。
● パラベン
パラベンは、防腐剤として活用されており、微生物やカビなどの発生を抑えてくれます。
しかし体質によっては刺激へとつながる可能性もあるため、成分が入っていないものを選ぶとよいでしょう。
乾燥肌
乾燥肌タイプの方は、保湿成分が含まれているものを選ぶのがポイントです。乾燥肌は、必要な水分と皮脂が失われて、肌が乾燥している状態のことをいいます。
肌がカサカサする、粉がふくなどの症状があらわれ、かゆみやピリピリした感じなど肌トラブルにつながりやすくなります。
水分をキープできる保湿力のある主な成分は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどがあります。
乾燥肌の方は、保湿成分が豊富に含まれたものを選ぶようにしましょう。
● セラミド
角質層の細胞どうしの間に存在し、肌の水分をキープしてくれる役割がある保湿成分です。
● ヒアルロン酸
水分をキープする性質がある糖の一種で、角質層よりもさらに深い真皮の部分に存在します。
● コラーゲン
真皮の大部分を占めるタンパク質の一種で、肌の弾力のもとになるものです。
混合肌
混合肌タイプの方は、肌にやさしい成分でできたメイクオフ・洗顔がおすすめです。混合肌は、油分が多く水分が少ない状態の肌です。Tゾーンからの周辺にかけてはベタつき、頬の周辺はカサつくなど、顔の部位によって異なる肌質であることが特徴です。
皮脂が過剰に分泌されニキビや黒ずみ、テカリなどがあらわれることがあります。
乾燥している部分はこすらないように注意し、皮脂やニキビが気になる部分には、抗ニキビ作用のあるジェルを塗るなど、複合的なスキンケアが必要です。
+αの配合成分で選ぶ
ミセラーウォーターを選ぶ際には、肌質にあうタイプを選ぶことに加え、肌の悩みにあわせた+αの成分を選ぶのがおすすめです。
代表的な肌の悩みである、アンチエイジング、くすみにおすすめの成分をご紹介します。
アンチエイジングには
加齢にともなう肌の変化は、女性ホルモンの分泌が減少するためと言われています。肌のうるおいがなくなり、ターンオーバーの周期も遅くなります。アンチエイジングにおすすめの成分はセラミドをはじめ下記の7つがあります。
【アンチエイジングにおすすめの成分】
● セラミド
● コラーゲン
● ヒアルロン酸
● エラスチン
● アミノ酸
● ビタミンA
● ビタミンC
くすみが気になる方
くすみは、メイクを落としきれていない、肌が乾燥し角質が溜まっている、ターンオーバーが遅れて古い角質細胞が肌に残っているなどが原因で顔が暗い印象になります。くすみには代謝をうながし、美白ケアもあわせてできる成分がおすすめです。
【くすみにおすすめの成分】
● ビタミンC誘導体
● トラネキサム酸
● アルブチン
肌の刺激になりやすい成分が入っていないかをチェック
肌への刺激へとつながりやすい成分は、敏感肌のところでもご紹介したように、アルコール(エタノール)や パラベンなどが挙げられます。
敏感肌タイプ以外の方でも、刺激につながりやすい成分はなるべく避けた方が良いでしょう。
好みのテクスチャーを選ぶ
ミセラーウォーターは、水のような見た目をしていますが、商品によってテクスチャーは様々です。
さらりとしたテクスチャーのものは、肌のベタつき感もなくさっぱりと使用できます。
とろみのあるテクスチャーのものは、肌ざわりがなめらかにやわらかく使用できます。
使用感や肌の感触など好みのテクスチャーで選べば心地よく使用でき、毎日のミセラーウォーターでのケア時間も楽しくなります。
夏はさっぱり、冬はしっとりと季節で使い分けするのもおすすめです。
6. ミセラーウォーターの使い方
ミセラーウォーターの使用方法についてご紹介します。
1. 手や顔は濡らさずに、乾いた状態で使用する
2. コットンにミセラーウォーターを含ませる
3. コットンを肌にあて、メイクとなじませる
4. コットンでやさしくふきとる
5. そのまま洗い流さず、次のスキンケアへ
使い方のポイント
ミセラーウォーターの使い方のポイントを6つご紹介します。
【ポイント1:たっぷりとミセラーウォーターをなじませる】
コットンにはたっぷりとミセラーウォーターを含ませるのがポイントです。【ポイント2:肌をこすらない】
コットンをやさしくすべらせるようにふき取ることが大切です。力が入らないよう、内側から外側に向かって一方向にすべらせます。
ゴシゴシこするのはNGです。
肌を強くこすると刺激を与え、肌に悪影響へ与えてしまいます。
【ポイント3:コットンの枚数は1~2枚が目安】
コットンの枚数は、1~2枚が目安となります。メイクの濃さによって異なりますが、コットンに汚れがつかなくなったらふき取り完了です。
コットンは、毛羽立っているものやゴワゴワしている素材はさけ、やわらかい良質な素材のものを選びましょう。
【ポイント4:目に入らないように注意】
アイメイクを落とす際には、目に入らないように注意しましょう。ウォータープルーフが強いマスカラなどのポイントメイクには、専用リムーバーの使用をおすすめします。
もしも目に入ってしまった場合には、水で洗い流しましょう。
【ポイント5:洗い流し不要】
ミセラーウォーターは保湿力の高い成分が含まれているため、洗い流す必要はありません。そのまま保湿ケアへと進みます。好みに応じて洗い流すこともできます。
【ポイント6:保湿ケアをプラス】
ミセラーウォーターにプラスして乳液やクリームなどの保湿ケアをあわせて行うようにしましょう。ミセラーウォーターは化粧水をしたような保湿ケアができ、洗顔後に感じるような肌のつっぱり感が出にくいものの、毎日そのままケアを終わらせることはおすすめしません。
商品ごとの使用上の注意も確認するようにしましょう。
使用後に水道水で落とす必要はある?
ミセラーウォーター使用後は、水道水で洗い流す必要はありません。
一般的なクレンジングや洗顔とは異なり、肌の表面に汚れなどの成分が残ることがないからです。
いつもの習慣で肌をさっぱりさせたいと感じる方も多いかもしれませんが、洗い流し不要な点がミセラーウォーターの特徴です。
ミセラーウォーターは、クレンジングや洗顔の際に、水道水で洗い流す必要のないケア用品として、1995年にビオデルマの設立者「ジャン=ノエル・トレル」によって開発されました。
水道水の硬度が高いと、肌への刺激が強くなり肌荒れなどの症状があらわれる方もいらっしゃいます。
水道水で洗い流す必要がなく簡単に使用できる、毎日のクレンジングの考えを大きく変えたケア用品です。
水で洗い流せないシーンでも活躍してくれるため、用途の幅が広いこともうれしいポイントです。
7. ミセラーウォーターの注意点
ミセラーウォーターは、肌にやさしい成分で作られていますが、間違った使い方をすると肌に負担をかける恐れもあります。
以下の2つに注意して使用しましょう。
こすりすぎに注意する
ミセラーウォーター使用の際には、こすりすぎないように注意しましょう。
ゴシゴシとコットンをこすり、肌を摩擦すると大きな負担をかけてしまいます。
こすらずに丁寧に優しくなでるようにコットンをすべらせるのがポイントです。
ミセラーウォーターはこすらなくてもメイクや汚れを落とすことができます。
またコットンにまんべんなくたっぷりとミセラーウォーターを含ませて使用することも大切です。
量が少ないと、コットン素材が直接肌に触れてしまいます。
肌の負担を軽減するためにはなるべく肌への摩擦を少なくすることが大切です。
ウォータープルーフは落としにくい場合がある
ミセラーウォーターはウォータープルーフの強いメイクは落としにくい場合があります。
基本的には、アイメイクも含めてほとんどのメイクを落とすことができますが、ウォータープルーフの強いアイメイクなどは、専用のリムーバーで落とすことをおすすめします。
メイク用品それぞれの使用上の注意やメイクオフの方法を確認するようにしましょう。
ミセラーウォーターでの使用は、目に入らないように注意することも大切です。
そのため、目元のメイクを無理して落とさないようにしましょう。
まとめ
画期的な洗顔であるミセラーウォーターについてご紹介しました。
ミセラーウォーターはメイク落とし・洗顔・保湿ケアがひとつででき、肌にやさしい成分で作られているため洗い流し不要と、うれしいポイントが満載です。
スキンケアを面倒に感じる方や、外出先でメイクオフや洗顔する機会がある方、敏感肌・乾燥肌・混合肌の方など、多くの方におすすめのアイテムです。
まだ使用したことがない方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。