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  3. 乾燥肌におすすめの洗顔方法や洗顔料を選ぶポイントは?

乾燥肌におすすめの洗顔方法や洗顔料を選ぶポイントは?

洗顔をしたときに肌につっぱりを感じた経験はありませんか。
これは肌が乾燥している状態だからです。
冬は特に肌が乾燥しやすい季節ですが、近年はマスクの着用により季節に関係なく乾燥肌に悩んでいる方が増えています。
乾燥肌は、肌の皮脂や水分量が少ない状態にあるため、洗顔時の摩擦や刺激に気をつけないと肌に大きな負担がかかります。
肌に負担がかかる状態が続くと、ニキビや肌荒れなどのトラブルにつながります。
今回は、乾燥肌の特徴と乾燥肌におすすめの洗顔方法や洗顔料を選ぶポイントについてご紹介いたします。

1. 乾燥肌とは?

1-1. 乾燥肌の特徴

1-2. 乾燥肌の種類

2. 乾燥肌は洗顔しない方がいいってほんと?

3. 乾燥肌の方におすすめの洗顔料の選び方

3-1. 乾燥肌の方が洗顔料を選ぶポイント!

3-2. ニキビなど肌の悩みや目的に合わせたものを選ぶ

3-3. 洗顔のタイプから選ぶ

3-4. 乾燥肌の方は避けたほうがいい洗顔

4. 乾燥肌におすすめの洗顔方法

4-1. 泡立つ洗顔料使用時は洗顔料をしっかり泡立てる

4-2. 泡でやさしく洗う

4-3. ぬるま湯で泡を洗い流す

4-4. 洗顔後はすぐに保湿を!

5. 乾燥肌向けのクレンジングは?

5-1. 乾燥肌におすすめのクレンジングの選び方

6. まとめ

1. 乾燥肌とは?

一口に乾燥肌といっても種類があり、特徴や対策は異なります。
ここでは、乾燥肌の特徴や種類について紹介します。

1-1. 乾燥肌の特徴

乾燥肌は、「乾燥している状態が続いている肌」のことをいいます。
肌にとって必要な水分と皮脂が失われ、うるおいがキープできないため乾燥します。
肌には、紫外線などの外部刺激から肌を守る「バリア機能」があります。
しかし、肌が乾燥していると、肌のバリア機能が上手く働きません。
肌のバリア機能が働かず外部からの刺激を直接受けた肌は、赤みやかゆみ、ニキビなどの肌トラブルを引き起こします。
また乾燥肌は水分量が足りないため皮膚の柔軟性が不足し、洗顔をした後に肌につっぱりを感じます。

以下は、乾燥肌の主な特徴です。
● 肌がパサつく
● 肌を触るとざらつきを感じる
● 粉がふいて白くなる
● 化粧のりが悪くなる
● 洗顔後に肌がつっぱる

肌のバリア機能が上手く働かない原因は、
● 不規則な生活習慣
● エアコンの風に直接当たる
● 紫外線
● 摩擦
などさまざまな要因があります。
乾燥肌は一度なるとなかなか治らず、治癒したあともニキビや肌荒れの跡が残りやすくなります。
また、乾燥肌対策は乾燥肌の種類により異なるため、「自分の肌はどの種類の乾燥肌なのか」、「何が原因で乾燥肌になったのか」を見極め、肌の状態に合わせた適切な対策が必要です。

1-2. 乾燥肌の種類

乾燥肌の種類には、「乾燥肌(ノーマルタイプ)」、肌の内側が乾燥している「インナードライ」、敏感肌の症状もある「乾燥性敏感肌」があります。

乾燥肌(ノーマルタイプ)

一般的な乾燥肌と呼ばれる種類です。肌に水分と皮脂が不足し、乾燥を引き起こします。
ノーマルタイプの乾燥肌は、粉がふく、小じわができるなど、見た目に症状が現れやすいことが特徴です。
洗顔後のつっぱりを感じやすいため、うるおいがたっぷり含まれた洗顔料を使い、肌を刺激しないようにやさしく洗うのがポイントです。

インナードライ

インナードライの肌は表面が皮脂で覆われているため、一見乾燥しているようには見えません。
そのため、「隠れ乾燥肌」と呼ばれています。インナードライは肌の内側の水分量が不足しているため、水分が蒸発しないように皮脂を通常よりも多く分泌させます。
皮脂を多く分泌することから、インナードライは「オイリー肌」によく間違われます。
オイリー肌の対策をして症状が改善されない場合は、「インナードライ」の可能性があります。
洗浄力の高い洗顔を使用している場合は、乾燥肌向けのやさしい洗い上がりの洗顔料に変えてみましょう。

乾燥性敏感肌

乾燥性敏感肌は、肌のバリア機能の低下が著しく、敏感になっている状態の乾燥肌です。
肌がヒリヒリし、赤みが出るため、摩擦や刺激に気をつける必要があります。
これまで使用していたスキンケアやメイク用品ではなく、「乾燥肌用」や「敏感肌用」、「敏感乾燥肌用」と記載されている肌にやさしいものに変える、それでも症状が改善しない場合は病院を受診しましょう。

2. 乾燥肌は洗顔しない方がいいってほんと?

洗顔後に肌がつっぱるなどの症状があるため、「乾燥肌は洗顔しない方がいい」と耳にしますが、果たして本当にそうでしょうか。
洗顔の主な目的は、肌に付着した汚れを落とすためです。
洗顔をしないと、肌に付着したほこりなどの汚れや皮脂がついたままになります。
汚れや皮脂は後に、肌のざらつきや毛穴詰まりなどの肌トラブルに発展します。
洗顔をしないと新たな肌トラブルにつながるため、乾燥肌でも洗顔は必要です。
洗顔をするときは、乾燥肌に適した肌にやさしい洗顔料を使用して、汚れや皮脂をしっかり洗い落としましょう。
「朝は洗顔しなくていい」という方がいますが、朝と晩どちらも洗顔は必要です。
メイクをしている場合は、必ずクレンジングでメイクを落としましょう。

3. 乾燥肌の方におすすめの洗顔料の選び方

普通肌用の洗顔料は、乾燥肌にとっては洗浄力が高く、刺激が強い場合が多いです。
肌が乾燥しているときは、乾燥肌向けの洗顔料を使いましょう。
ここでは、乾燥肌の方におすすめの洗顔料の選び方をご紹介します。

3-1 乾燥肌の方が洗顔料を選ぶポイント!

乾燥肌の方が洗顔料を選ぶ際のポイントは、以下の6つです。

乾燥肌の方が洗顔料を選ぶポイント

● 高保湿成分が入っているもの
● 「無香料」や「エタノール不使用」など肌への刺激が少ないもの
● 洗浄力がマイルドなもの
● フォームタイプなどはしっかり泡立つもの
● パッチテストやアレルギーテスト済みの肌にやさしいもの
● 乾燥肌向けのもの

高保湿成分が入っているもの

乾燥肌の方が洗顔を選ぶうえで、保湿成分が配合されている点は重要なポイントです。
高保湿成分や美容成分が入っている洗顔料は洗顔後に肌がしっとりするため、肌の乾燥予防にもつなげられます。
以下のような保湿成分や美容成分が入っている洗顔料を選んでみてください。

保湿成分・美容成分
● スクワラン
● セラミド(ヒト型セラミド)
● ヒアルロン酸
● グリセリン
● コラーゲン
● 植物エキス

ほかにも植物オイルが配合された洗顔料は、水分の蒸発を防ぎ、肌のうるおいをキープする働きがあるため乾燥肌におすすめです。

「無香料」や「エタノール不使用」など肌への刺激が少ないもの

肌に刺激が少ない洗顔料が乾燥肌におすすめです。
乾燥している肌は、紫外線や化粧品などの外部からの刺激に弱いため、着色料や香料、アルコールやパラベンなどが配合された洗顔料を使用するとかゆみや炎症を引き起こす可能性があります。
乾燥肌の方は、着色料や香料といった肌に負担がかかる成分が入っている洗顔料は避けましょう。

以下は、肌への負担や刺激は比較的少ない洗顔料の特徴です。

肌への刺激が少ない洗顔料の特徴
● 無香料・無着色
● 弱酸性
● 薬用・医薬部外品
● エタノール不使用
● パラベン不使用
● アルコールフリー
● 添加物が入っていないもの
● 石油系界面活性剤不使用
● 合成香料不使用

洗浄力がマイルドなもの

乾燥肌の方が洗顔をするときに大切なのは、「必要な皮脂を洗いすぎないようにする」ことです。
洗浄力の高い洗顔料で顔を洗うと、肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。
必要な皮脂まで洗い落とすと肌の乾燥につながるため、乾燥肌の方は洗浄力がマイルドな洗顔料を選ぶといいでしょう。
アミノ酸系洗浄成分やベタイン系洗浄成分は洗浄力がマイルドなため、乾燥肌の方にもおすすめです。
「~グルタミン酸Na」、「~タウリンK」、「~グリシンK」と書かれた洗顔料はアミノ酸系洗浄成分が含まれた洗顔料です。
ほかにも「~ペタイン」と書かれた洗顔料を選んでみてください。

マイルドな洗浄成分
● ココイルグルタミン酸Na
● ココイルメチルタウリンNa
● コカミドプロピルベタイン
● ラウラミドプロピルベタイン
● ココアンホ酢酸Na

フォームタイプなどは泡立ててから

洗顔時に肌への負担や摩擦を減らすために、フォームタイプの洗顔料を選ぶのもいいでしょう。
摩擦などが原因で肌に負担がかかるため、十分に泡立ったもので使用するよう注意しましょう。
弾力のある濃密な泡は毛穴汚れや古い角質を落とし、肌への負担を最小限に抑えながら汚れや皮脂を落とせます。

パッチテストやアレルギーテスト済みの肌にやさしいもの

パッチテストやアレルギーテストは敏感肌向けですが、保湿成分がたっぷり配合されている洗顔料は乾燥肌の方にも向いています。
購入を検討している洗顔料が刺激の少ない製品かどうか判断がつかない場合は、パッチテストやアレルギーテスト済みの製品を選ぶとよいでしょう。

乾燥肌向けのもの

乾燥肌の方は、「乾燥肌向け」と記載されている洗顔料を選んでみてください。
乾燥肌に向けて作られた洗顔料は保湿成分が入っているものが多く、乾燥が気になる方でも使いやすくおすすめです。

3-2. ニキビなど肌の悩みや目的に合わせたものを選ぶ

乾燥肌の方は、乾燥以外にもニキビなどの肌トラブルを抱えている場合が多いです。
ご自身の肌の状態、目的に合わせた洗顔料を選びましょう。

ニキビや肌荒れに悩んでいる

ニキビや肌荒れに悩んでいる方は、殺菌成分や抗炎症成分が入っている洗顔料を選ぶとよいでしょう。
たとえば、殺菌成分であれば「イソプロピルメチルフェノール」や、消炎成分の「グリチルリチン酸2K」などが含まれている洗顔料を選んでみてください。
ニキビや肌荒れに悩んでいるときは洗浄力の高い洗顔料を選ぶ方が多いですが、洗浄力が高すぎると肌に強い刺激や負担を与える可能性があるため避けるのがいいでしょう。
また、「ノンコメドジェニック」の洗顔料もおすすめです。
ノンコメドジェニックとは、ニキビをできにくくすることを目的に作られた製品です。
ニキビができやすい方は普段からノンコメドジェニックのものを使用し、予防するといいでしょう。

乾燥ニキビに悩んでいる

ニキビにも種類があります。
肌の乾燥からニキビができた場合は、殺菌成分ではなく、グリセリンやヒアルロン酸など保湿成分が入っている洗顔料を選びましょう。
乾燥によるニキビケアには、保湿が大切です。
洗顔をした後は、すぐ保湿をして肌が乾燥するのを防ぎましょう。
洗顔後は必ず、化粧水や美容液、保湿クリームなどでスキンケアを丁寧に行いましょう。

乾燥ニキビ肌にいい保湿成分
● グリセリン
● ヒアルロン酸
● DPG
● BG

毛穴に悩んでいる

乾燥肌の方は、毛穴に悩まれている場合が多いです。
乾燥して肌の水分が失われると、毛穴の凹凸や汚れが目立ちやすくなるため、肌の状態に合った洗顔料を選ぶ必要があります。
毛穴に悩んでいる方には、アミノ酸系の成分が含まれた洗顔料がおすすめです。
肌がゴワゴワしているときは、リンゴ酸や乳酸などのAHA成分が含まれた洗顔料を選ぶのもいいでしょう。
パパインやプロテアーゼといった酵素が含まれた洗顔料は肌の表面をなめらかにし、毛穴汚れをしっかり落としてくれます。
毛穴が目立ち、皮脂が多いときは、石けん系の洗浄成分が配合されている洗顔料を選ぶといいでしょう。
夏場の皮脂が気になる時期は、ラウリン酸などが含まれている洗顔料を選んでください。
石けん系の洗浄成分が含まれている洗顔料は、洗浄力が高いことが特徴です。
毛穴の汚れは落ちやすくなりますが、使用する製品によっては肌が乾燥しやすいため、必ず保湿成分が含まれている洗顔料を選ぶなど工夫が必要です。

石けん系の洗浄成分
● ラウリン酸
● 水酸化K
● 水酸化Na
● 石ケン素地

敏感肌に悩んでいる

乾燥と敏感肌のどちらの症状もある場合は、「アレルギーテスト」などの安全性テストされた商品を選びましょう。

乾燥と敏感の両方におすすめの商品
● パッチテスト済みの商品
● アレルギーテスト済みの商品
● スティンギングテスト済みの商品

パッチテストは、かぶれやアレルギーなどの刺激をテストする方法のことをいい、アレルギーテストは、パッチテストなどのアレルギーを確かめるテストのことをいいます。
スティンギングテストは、敏感肌でかゆみやアレルギーがでるか確認したテストのことです。

安全性テスト済みだからといって、必ずしも刺激を感じないわけではありませんが、テストしていないものよりも肌に優しい特徴があります。

また以下の成分は、肌に刺激を与えやすいため、敏感肌のときは使用を控えましょう。
肌が敏感なときは刺激を感じやすくなるため、過去に刺激を感じた成分がある商品は、避けたほうがいいでしょう。

敏感肌に刺激を与えやすい成分
● エタノール(アルコール)
● 香料
● 植物エキス
● 精油

3-3. 洗顔のタイプから選ぶ

一口に洗顔といっても、種類やタイプなどはさまざまです。
たくさん種類があるため、どれを選んだらいいかわからない方に向けて、洗顔料の種類と選ぶ際の注意点についてご紹介します。
乾燥肌の方が洗顔料を選ぶうえで、特に注意したいのは「摩擦」です。
ご自身の肌の状態、ライフスタイル、好みなどに合わせてできるだけ摩擦が少ない洗顔料をお選びください。

固形石けんタイプ

固形石けんタイプは、洗浄力が高く皮脂や汚れを落とすのに優れています。
固形石けんタイプは、配合成分がシンプルで添加物なども少なく、肌の弱い方でも使いやすい洗顔料が多いです。
ただし、固形石けんタイプはフォームタイプの洗顔料より泡立ちがよくないため、使用する際は必ず泡立てネットなどを使う必要があります。
固形石けんタイプを使用したあとは、むき出しのまま保管します。
水切りが十分でないと菌が繁殖しやすいため、水がよく切れる容器を使用する、石けんを宙に浮かせられる便利グッズなどを使いましょう。

フォームタイプ

フォームタイプは保湿成分やスクラブが入った洗顔料など、さまざまな種類があります。
クリームやペーストタイプの洗顔料で、泡立てがしやすいことも特徴です。
乾燥肌の方がフォームタイプを使用する際は、泡立ちがよく、保湿成分配合、洗い上がりがしっとりする肌にやさしい弱酸性や医薬部外品の洗顔料がおすすめです。

泡タイプ

泡タイプの洗顔料は容器にポンプがついていて、押すと泡が出てきます。
自分で泡を立てる必要がないため、手軽に使えるメリットがあります。
泡を立てる手間が省けるため、忙しい方や洗顔に時間をかけたくない方にもおすすめです。

リキッドタイプ

リキッドタイプの洗顔はポンプに入っていて、押すと液状で出てきます。
リキッドタイプは水に溶けやすいため、ペースト状の洗顔料や石けんタイプの洗顔料よりも泡立てはしやすいです。
肌にやさしい洗顔料や汚れがしっかり落ちる洗顔料など、種類が多いのもリキッドタイプの特徴です。

ダブル洗顔不要クレンジング一体型タイプ

ダブル洗顔不要クレンジング一体型タイプは、クレンジングと洗顔を同時に行えるのが特徴です。
洗顔の効果が含まれているダブル洗顔不要のクレンジングを使うと、肌への摩擦や負担を減らせるため、乾燥肌にお悩みの方にもおすすめです。

3-4 乾燥肌は避けたほうがいい洗顔

乾燥肌が避けたほうがいい洗顔料は、「フォームタイプ」や「固形石けん」などの泡立ちにくいもの、洗浄力の高いもの、香料やアルコールなどが入った肌に刺激を与えるものです。
パウダータイプやスクラブが入っている洗顔も、乾燥肌には向いていない製品が多いです。
パウダーやスクラブ入りの洗顔料を選ぶ際は、乾燥肌向けの肌にやさしい成分が配合された製品を選ぶようにしましょう。

酵素洗顔などのパウダータイプ

パウダータイプの多くは、「酵素洗顔」と呼ばれています。
酵素洗顔は肌の古い角質や毛穴汚れなどを落としてくれますが、その分洗浄力は高いのが特徴です。
肌に刺激となる成分が含まれているため、肌の弱い方や乾燥肌の方、肌荒れにお悩みの方は使用を避けたほうがいいでしょう。
パウダータイプの洗顔料を使用する際、一度に使う量が多いと洗顔をしたあとも肌にパウダーの粒が残ってしまう、泡立て不足により肌に摩擦が加わるなどの問題が起こります。
すすぎ残しや肌への摩擦は肌荒れの原因となるため、適切な量を手にとり、しっかり泡立ててからご使用ください。

スクラブが入っているもの

スクラブタイプの洗顔料に含まれる細かい粒は、肌の古い角質や汚れを落としてくれます。
肌の凹凸や肌のゴワつきが気になるときは有効ですが、反対に肌が乾燥しているときや肌荒れを起こしているときは使用を控えましょう。
スクラブタイプの洗顔料は洗浄力が高く、細かい粒が肌に刺激を与える可能性があるためです。
スクラブタイプの洗顔料は洗浄力の高さから、毎日使えない製品が多いです。
使用する際は肌の状態を確認して、推奨されている使用頻度を守るようにしてください。

4. 乾燥肌におすすめの洗顔方法

洗顔は肌にとって毎日必要なスキンケアですが、少なからず肌に刺激や負担がかかります。
毎日行うケアだからこそ、なるべく肌に刺激や負担を与えずに洗顔したいと思われる方が多いのではないでしょうか。
ここでは、乾燥肌におすすめの洗顔方法について詳しくご紹介します。

4-1 泡立つ洗顔料使用時は洗顔料をしっかり泡立てる

フォームタイプや固形石けんタイプの洗顔料を使用する場合は「しっかり泡立てて」から使いましょう。
泡立てた泡がクッションとなり、洗顔時の肌への摩擦を減らしてくれます。
また、濃密な泡は毛穴に付着した汚れや皮脂を落としてくれます。
泡立てネットを使うと簡単に濃密で弾力のある泡を作れて、時短にもなります。

4-2 泡でやさしく洗う

濃密で弾力のある泡が作れたら、やさしく顔を洗いましょう。
皮膚の薄いまぶたや口周りは、特に乾燥しやすい部位です。
せっかく泡を使ってもゴシゴシと力を入れて洗うと、摩擦が生じて肌に大きな負担がかかるため気をつけましょう。
泡をつけて洗顔する時間は、1分以内に納めるとよいといわれています。
必要以上に洗う時間が長くなると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうためです。

4-3 ぬるま湯で泡を洗い流す

泡でやさしく顔を洗ったあとのポイントは、「ぬるま湯で洗い流すこと」「洗い残しがないようにすること」です。
熱いお湯で顔を洗うと、必要な皮脂まで落ちて肌に負担がかかります。
冷たい水で顔を洗うとメイクや皮脂が固まり、きれいに汚れが落ちないため、ぬるま湯を使って泡を洗い流しましょう。
夜にお風呂に入るタイミングで顔を洗う方が多いですが、熱いシャワーを顔に直接当てて泡を洗い流すことはおすすめしません。
水圧の高く、水温の高いお湯やシャワーは肌に刺激を与えるため、やめましょう。
もうひとつのポイントは、洗い残しがないようにすることです。
顔についた洗顔料をしっかり洗い流さないと汚れが残ることで、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引き起こします。
乾燥肌向けの洗顔料を使っていても洗い残しがあれば肌に炎症が起こる恐れがあるため、生え際などについた泡もしっかり洗い流しましょう。

ぬるま湯でしっかり泡を洗い流したあとは、タオルでやさしく水分を拭き取ります。

4-4 洗顔後はすぐに保湿を!

洗顔をした後は、すぐに保湿をしましょう。
保湿をしないと、肌から水分が蒸発して乾燥します。
洗顔後は1分以内に保湿することが推奨されています。
化粧水を塗ったあとに、保湿クリームをしっかり塗り、肌に水分を閉じ込めましょう。
化粧水や保湿クリームをたくさん重ね塗りするのが面倒な方やお金がかかるという方は、オールインワンアイテムの使用をおすすめします。
ふき取りタイプのクレンジング水の中には、洗顔・クレンジング・保湿が可能なオールインワンタイプのものがありますので、そのような製品を選ぶとよいでしょう。

5. 乾燥肌向けのクレンジングは?

肌が乾燥しているときは、メイク落としも肌への負担が少ない製品を使いたいですよね。
ここでは、乾燥肌向けのクレンジングをご紹介します。

5-1 乾燥肌におすすめのクレンジングの選び方

乾燥肌の方がクレンジングを選ぶ方法は以下の4つです。

クレンジングの選び方

● クレンジングの種類から選ぶ
● クレンジング方法から選ぶ
● メイクの濃さや年代から選ぶ
● 肌に刺激が少ないダブル洗顔不要のものを選ぶ

クレンジングの種類から選ぶ

クレンジングには、さまざまな種類があります。
● クレンジングオイル
● クレンジングウォーター(拭き取りタイプ)
● クレンジングミルク
● クレンジングジェル
● クレンジングクリーム (バーム)など

種類により、テクスチャーや特徴がそれぞれ異なります。
クレンジングの種類で乾燥肌に向いているものは、「クレンジングミルク」や「クレンジングジェル」、「クレンジングクリーム」、「クレンジングバーム」などです。
これらのクレンジングは、比較的肌にやさしく、メイクをしっかり落としてくれるのが特徴です。
ただし、濃いメイクの場合はクレンジングオイルで落とすのがおすすめです。
オイルはクレンジングの中で最も洗浄力が高いことが特徴ですが、肌に負担をかけないためには、メイクを素早く落とすことも大切なポイントです。
メイクが濃いときは洗浄力が高いものを使い、肌に負担がかかる時間を短くします。

クレンジング方法から選ぶ

クレンジングには大きく分けて、「洗い流すタイプ」とコットンやシートなどで「拭き取るタイプ」があります。
ご自身の好みやライフスタイルに合わせて選んでみてください。

・洗い流すタイプ
洗い流すタイプは、お風呂で使えるメリットがあります。

・拭き取るタイプ
シートタイプは、持ち運びやすく旅行先などで使用するのに便利です。
使い方によっては肌に強い刺激がかかるため、乾燥肌向けの製品を使う、やさしくメイクを落とすなど注意して使用しましょう。
コットンで拭き取るタイプのクレンジング水は、洗い流す必要がなく、洗顔代わりになるものもあるため、機内やフィットネスジムなどでも気軽に使えて便利です。

ライフステージや年代から選ぶ

それぞれの年代や、ライフステージによって必要なクレンジングは異なります。
メイクの濃さや年代にあわせて適したクレンジングを選びましょう。

・10代・20代向けのクレンジング
10代、20代で、濃いメイクを楽しむ方は、洗浄力の強いクレンジングオイル、クレンジングバーム、ジェルクレンジングなどを使用するといいでしょう。

・30代・40代向けのクレンジング
30代、40代は仕事や子育てなどで忙しくなり、肌の状態も変化を感じ始めます。
ゆらぎがちな肌の方は、クレンジングミルクやクレンジングクリーム、クレンジングウォーターなど、洗浄力の強い製品よりも肌にやさしい製品がおすすめです。

・50代以降向けのクレンジング
50代以降の方は、肌の乾燥を感じる方が多いようです。
スキンケアを重視し、クレンジング選びは後回しにされがちですが、乾燥肌を防ぐためにも、クレンジングこそ肌にやさしく良質な製品を選びましょう。

肌に刺激が少ないダブル洗顔不要のものを選ぶ

クレンジングには、ダブル洗顔不要の製品があります。
洗浄力の強いクレンジングの後に、さらに洗顔の両方を行うより、しっかり落とせるクレンジングでありながら、洗顔までできるもののほうが肌への摩擦や負担を減らせます。
肌の負担をなるべく減らすためにも、「ダブル洗顔不要のクレンジング」をおすすめします。

まとめ

乾燥肌の洗顔の選び方やおすすめの洗顔方法、クレンジングの種類などをご紹介しました。
乾燥しているとき、化粧水や保湿クリームなどのスキンケアに気をつける方は多いですが、実は洗顔やクレンジングのほうが乾燥肌を良くも悪くもさせる可能性があります。
乾燥肌の方は保湿成分がたっぷり含まれた洗顔料やダブル洗顔不要のクレンジングを選び、肌への摩擦や刺激が最も少なくなる方法で洗顔を行いましょう。

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