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敏感肌にとって洗顔する上で大切なこととは?

コロナ禍でマスク生活が当たり前になった今、ストレスや乾燥、マスクによる摩擦などで肌のトラブルは絶えないと思います。
特に少しの刺激でもヒリヒリしたり、かゆみを感じたりする敏感肌。
コロナ禍になる前から肌トラブルがあったのに、より増えたと思います。
今日は少しでも肌トラブルや肌に対する悩みが少しでも減るように、敏感肌の方がどうすればいいのか、洗顔とクレンジングにポイントを置いて、説明したいと思います。

1.敏感肌とはどんな肌?

1-1.敏感肌と洗顔の関係性

2.敏感肌の方におすすめの洗顔料の選び方

2-1.基本的な洗顔料の種類

2-2.敏感肌の方にぴったりの洗顔料

・保湿成分が入っているもの

・刺激が少ないもの

・肌に優しい洗浄成分が入っているもの

2-3.敏感肌の方には向かない洗顔料

3.敏感肌の方におすすめの洗顔方法

3-1.肌にやさしい洗顔方法

・しっかり泡立てる

・ぬるま湯で洗う

・洗顔後すぐに保湿する

4.敏感肌向けのクレンジング

4-1.クレンジングの選び方

4-2.敏感肌におすすめのクレンジング

まとめ

敏感肌とはどんな肌?

敏感肌という言葉は皆さんご存知だと思いますが、「いざ、説明して」と言われると難しいのではないでしょうか。
敏感肌だと思っていたら、実は敏感肌でなかったり、敏感肌ではないと思っていたら、敏感肌だったということもあったりするので、敏感肌がどんな肌なのか知る必要があります。
きちんと知らないと敏感肌の対策もできないので、ここでは敏感肌とはどんな肌なのか詳しく説明します。

健康な肌は乾燥や刺激などに対する抵抗力があり、肌表面はきれいに整っています。
しかし、肌が敏感な状態になると、この抵抗力が上手く働かず、肌に十分な潤いを与えることができなくなり、水分不足になってしまいます。
その上、肌の奥にある神経が少しの刺激でひりつきやかゆみなどを感じる過敏な状態を引き起こします。

もう少し簡単に説明すると、敏感肌は肌を守る機能が弱くなり、刺激を受けやすくなった肌のことを言います。
摩擦などの刺激に弱いので、敏感肌になると、今まで使っていたスキンケアが合わなくなったり、肌が荒れたり乾燥しやすくなったりします。

敏感肌の原因

● 乾燥
● 摩擦
● 合わない・間違っているスキンケア
● 季節の変化・冷暖房
● 紫外線
● ビタミンの不足
● 偏った食事
● 睡眠不足
● 体調不良
● 不規則な生活
● ストレス
● 月経・妊娠
● 加齢
● 遺伝・体質など

敏感肌を引き起こす主な原因はさまざまで、外部からの刺激だけでなく心理的要因なども含まれます。
自分の意思とは関係なく敏感肌になるので、治すのは大変です。
しかし、乱れた食生活や不規則な生活からも敏感肌になるので、敏感肌で悩まれている方は、まず生活から見直していくと良いでしょう。
また敏感肌の1番の原因は乾燥にあるとよく言われているので、乾燥対策をすると症状が改善されやすくなるでしょう。

敏感肌の主な症状

● ヒリヒリする
● 刺激に弱くなる
● 乾燥しやすい
● 肌が赤くなりやすい
● 肌にかゆみを感じやすい
● ニキビ・吹き出物ができやすくなる
● 肌荒れがおきやすくなる
● 湿疹やかぶれが起きやすいなど

敏感肌の症状は肌がヒリヒリする・肌に赤み、かゆみを感じることがあげられます。
刺激に弱くなるので、ちょっとしたことで肌がヒリヒリし、赤くなります。
また乾燥しやすくなるので、化粧のりが悪くなることもあります。
化粧のりが悪いとなんだか気分も下がりますし、ニキビなどの肌トラブルがあっても、毎日メイクをすることなどで、さらに症状が悪化することもあります。
敏感肌になったら、なるべく刺激を与えずに、肌トラブルが起こらないようにしなければなりません。

敏感肌と洗顔の関係性

敏感肌と洗顔は一見、関係がなさそうに見えますが、そうではありません。
実は洗顔がスキンケアの中で1番、摩擦などの刺激を受けるプロセスなのです。
洗顔した後に、肌が赤くなったり、乾燥が気になったりした方も多いのではないでしょうか。
洗顔からの刺激を受けた経験がある方も多いと思います。
刺激を受けやすい敏感肌は洗顔に一番気を配る必要があります。

また、洗顔がきちんとできていない・クレンジングが肌に残っているなどの間違ったスキンケアも敏感肌の症状を悪化させてしまいます。
少しでも症状を改善したいのであれば、敏感肌は洗顔・スキンケアに気をつける必要があります。
「刺激が強いなら、洗顔しなければいいのでは」と思う方もいるかもしれません。
どうして洗顔をするのかと言うと、皮脂や古い角質、ほこりなど汚れや余分なものを洗い流して、肌をきれいにするためです。
皮脂も肌にたまりすぎると、肌トラブルの原因となります。
余分な皮脂は洗い流す必要がありますが、皮脂には肌を守る機能もあるため、肌には必要不可欠なものなのです。

また汚れやクレンジングが肌に残ってしまうと毛穴詰まりや黒ずみなどの肌トラブルを引き起こし、敏感肌の症状を悪化させてしまいます。
洗い残しは余計に症状を悪くさせてしまうので、敏感肌でも十分に汚れを取り除く必要があります。

敏感肌の洗顔で大切なのは、低下している肌のバリア機能がさらに悪化しないようにすることです。
洗顔の洗浄力が強すぎると、肌にとって必要なものまで洗い流してしまいます。
反対に洗浄力が弱いものを使うと、洗い残しにつながります。
洗い残しは敏感肌の症状を悪化させるので、敏感肌の洗顔では洗顔料の選び方や洗顔方法が重要になってきます。

敏感肌の方におすすめの洗顔料の選び方

敏感肌の方は、肌を守る機能がさらに低下しないように洗顔料を選ぶ必要があります。
肌への負担が少なく、かつ、汚れがきちんと落ちるものを選んでください。
さらに、保湿力があるものだと安心です。
選ぶのが難しいという方は、敏感肌用と書かれているものを選ぶのもいいでしょう。

基本的な洗顔料の種類

洗顔料の種類は大きく分けて6種類あります。
そのほかにもスクラブ入りの洗顔など、さまざまな種類の洗顔があります。
基本的な洗顔料の中でも敏感肌にもやさしいのはフォーム・泡洗顔・固形・ジェルタイプのものです。
ミルク洗顔も肌に優しいです。
酵素洗顔やスクラブのものは泡立つものであっても、刺激が強いので敏感肌にはあまりおすすめしません。

フォームタイプ

一番、定番の洗顔料です。
泡立ちがよく、いろんなメーカーが商品を出しているので、種類も豊富です。
洗い心地がよく使いやすいため、多くの方が使われているのではないでしょうか?
さっぱり洗い上がるものやしっとりするもの、保湿タイプなど、希望する洗い上がりや機能で選ぶこともできます。
ただ、洗浄力が高く刺激のある成分が入っているものも多いので、刺激を感じやすいというデメリットがあります。
敏感肌用のものもあるので、自分に合うものを探すといいかもしれません。

泡洗顔タイプ

プッシュすると、そのまま泡が出てくるタイプです。
ポンプ式のものや最近人気の炭酸が入っているものがあります。
泡立てる必要がないのでとても便利で、時短になり、手軽に使えるのが人気の理由です。
押すだけで泡が出てくるので、泡立てが苦手・上手くいかない方にもおすすめです。
洗い上がりや洗い心地はフォームタイプのものとさほど変わりません。

固形石けん

新しいものがどんどん出ている中で、今でも根強く使われているのが固形石けんです。
無添加のものや赤ちゃんでも使えるものも多く、比較的肌に優しい製品が多いです。
泡立ちもよく、洗い心地もいい上に、コスパもいいのが人気の理由です。

ジェルタイプ

ジェルタイプのものも比較的新しい製品です。
ジェルタイプには泡立つものと泡立たないものがあります。
泡立つものはフォームタイプや泡洗顔よりも洗浄力が劣りますが、肌に潤いを与えながら、洗うことができます。
洗った後もしっとりとして、乾燥しにくい特徴があります。
潤いも与えながら洗うので、敏感肌や乾燥肌におすすめのジェルタイプですが、泡立たないものは摩擦があるので少し懸念されます。

ミルク洗顔タイプ

ミルクタイプの洗顔は種類が少ないですが、低刺激で肌に優しいタイプが多いです。
泡立てて使用するというよりも、汚れになじませて、洗い流します。

パウダータイプ(酵素洗顔など)

酵素洗顔で話題になったパウダータイプの洗顔料です。
酵素洗顔のものと通常のものがあります。
パウダータイプの洗顔料の特徴は皮脂や毛穴の汚れをしっかり落としてくれます。
しかし、泡立ちにくく、酵素洗顔は敏感肌でなくても、毎日使うには洗浄力が強すぎます。
敏感肌にはあまり合わない洗顔かもしれません。

敏感肌の方にぴったりの洗顔料

敏感肌に合う洗顔の種類と併せて、チェックしてほしいのが以下の3点です。

● 保湿成分が入っているもの

敏感肌にぴったりの洗顔料は保湿成分が入っているものです。
敏感肌の原因の1つに乾燥があり保湿する必要があるからです。
また、しっかり保湿できていれば、肌を刺激から守る働きをしてくれます。

元から肌にあるヒアルロン酸や体内にある「ヘパリン類似物質」が含まれている洗顔料がおすすめです。
また「油性成分」であるスクワランやワセリンは潤いを失いにくくするので、これらが配合された洗顔料もおすすめです。
以下の成分が含まれているものを選んでみてください。

保湿成分の例

・ ヒアルロン酸
・ アミノ酸
・ 乳酸Na
・ ヘパリン類似物質
・ スクワラン
・ ワセリン
・ セラミド
・ グリセリン
・ コラーゲンなど

● 刺激が少ないもの

敏感肌にぴったりな洗顔は刺激が少ないものです。
「敏感肌用」と書いてある洗顔料は肌に優しく作られているので、敏感肌でも刺激が少ないものが多いです。
敏感肌用と書いてある洗顔料を選ぶのもいいでしょう。

そして、併せてチェックしたいのが、「パッチテスト」や「アレルギーテスト」が済んでいるかどうかです。
敏感肌用であれば、必ずしもすべての敏感肌の方が使えるというわけではありません。
ただ、何もテストされてないものよりは、テストされているものの方が肌に優しく、敏感肌にでも安心して使える可能性が高いです。
テストされているかどうかも、洗顔やほかのスキンケアを選ぶときの参考にしてみてください。

もう1つ気をつけなければならないのが、「無添加」です。
無添加のものは肌への負担が大きい合成香料や合成着色料を使っていないもののことを言います。
しかし、無添加はお店や商品ごとに基準が違うので、注意が必要です。
「無添加=肌にいい」ではなく、何が配合されているのか成分をチェックする必要があります。

● 肌に優しい洗浄成分が入っているもの

洗い残しがあると敏感肌は悪化するので、敏感肌の方は汚れをきちんと落として、肌に優しい洗浄成分が入っているものを選ばなければなりません。
洗顔料には大きく分けて「脂肪酸石けん」と「合成界面活性剤」という2つの洗浄成分があります。

脂肪酸石けんはつまりは石けんのことです。
弱アルカリ性で、濃密なきめ細かい泡が特徴です。
また泡切れもよく、洗い流しやすいといった利点があります。
合成界面活性剤は石油からできた合成洗剤のことを言います。
泡立ちが軽く、弱酸性と書かれているものは合成界面活性剤がメインのものが多いです。
石油が原料なので、脂肪酸石けんの方が肌には優しいです。
敏感肌には脂肪酸石けんの方がいいかもしれませんが、中には合成界面活性剤でも肌に優しいものがあります。

脂肪酸石けんは石けんなので肌に優しいです。
合成界面活性剤より洗浄力が劣りますが、脂肪酸石けんにもたくさん種類があり、中には適度な洗浄力があるものがあります。

脂肪酸石けんの適度に洗浄力がある成分

・ ミリスチン酸
・ パルミチン酸
・ ステアリン酸
・ オレイン酸
・ 石ケン素地

また、合成界面活性剤の中にも肌に優しいものはあります。
合成界面活性剤は大きく分けて4つのグループに分けられます。
カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤です。

4つのうち、ノニオン界面活性剤は石けんよりも洗浄力が低いと言われています。
石けんよりも洗浄力が弱いと洗い残しの原因となるので、ノニオン界面活性剤は肌に優しいですが、あまりよくないかもしれません。

次に洗浄力が高いのは両性界面活性剤です。
両性界面活性剤は適度な洗浄力があり、肌に優しいと言われています。
特に語尾が「~ペタイン」・「~アンホ」で終わるものが両面活性剤で肌に優しい成分なので、これらが入っているものを選んでみてください。

両性界面活性剤の成分例

・ ラウリルヒドロキシスルタイン
・ コカミドプロピルベタインなど

合成界面活性剤の中のアニオン界面活性剤は洗浄力が高いので、敏感肌にはよくないとされていますが、その中のアミノ酸系界面活性剤は違います。
みなさんアミノ酸は聞いたことがあって、いい成分だということはご存知だと思います。
「~グルタミン酸Na」もしくは「~タウリンK」で終わるものが肌に優しいとされているので、選ぶときの参考にしてください。

アミノ酸系界面活性剤の成分例

・ ココイルグルタミン酸Na
・ ココアンホ酢酸Na
・ ラウロイルアスパラギン酸Na
・ ココイルメチルタウリンNa
・ ココイルグリシンK
・ ココイルグリシンNa
・ ラウロイルメチルアラニンNaなど

敏感肌の方には向かない洗顔料

洗顔の種類からみると、パウダータイプやスクラブ入りなどの粒が入っているものは、肌に刺激を与えやすいです。
また酵素洗顔などの洗浄力が高いものも、敏感肌は避けた方がいいでしょう。
泡洗顔の炭酸は血行促進の作用などがありますが、かゆみが出る場合があります。
1度テストしてみて問題なければ使ってみてください。

脂肪酸石けんは肌に優しいといいましたが、その中のラウリン酸が含まれているものは違います。
ラウリン酸はきれいに洗い流しにくく、刺激になることがあるので、敏感肌の方はラウリン酸が入っているものも避けた方がいいでしょう。
同じ脂肪酸石けんだからといって、すべてのものが肌にいいとは限らないので、注意が必要です。
必ず成分は確認してください。

また、以下のものが刺激を感じやすい成分だと言われています。
ただ、刺激を感じるかどうかは個人差があるので、必ず刺激を感じるとは限りません。
ご自身が使用されたもので、刺激を感じるものがあれば、入っている成分をメモし、それらの成分が入っているものは避けた方がよいでしょう。
新しいものを使用するときは腕などで試して、問題ないか確認してから使いましょう。

刺激を感じやすい成分

・ 成分上位のエタノール
・ 香料
・ タール色素などの着色料
・ パラベンや安息香酸などの防腐剤
・ 清涼成分のメントール・カンフルなど

敏感肌の方におすすめの洗顔方法

自分に合う洗顔料を選べたら、今度は洗顔方法です。
せっかく合うものが見つかっても、洗顔方法を間違えると肌に刺激を与えてしまいます。
逆効果にならないように敏感肌の方は洗顔方法にも気をつけなければなりません。

肌にやさしい洗顔方法

洗顔はスキンケアの中で摩擦が多く、最も刺激が強いと言われています。
ですので、肌への負担がないように、優しく洗う必要があります。
優しく洗うためのポイントは3つあります。
これらのことに注意し、正しい洗顔を心がけてください。

● しっかり泡立てる

特に気をつかってほしいのが泡立てです。
洗うときに一番、肌に負担がかかるので、洗浄料が肌に負担をかけずに汚れを落とせるように、準備する必要があります。
泡があればいいというわけではなく、泡が少なかったり、弾力がなく、へたっていたりすると、余分な力が加わり、洗うときに刺激をあたえてしまいます。

固形石けんやフォームタイプの洗顔は泡立てネットなどを使い、よく泡立ててください。
泡立ての目安はきめ細かい濃密な泡であれば、手を逆さにしても落ちません。
落ちるようであれば、濃密さやきめの細かさが足りていない証拠です。
泡立てるのが面倒、上手く泡立てられない方は初めから泡で出てくる泡洗顔のものを使うといいでしょう。
顔に手が当たらないようにきめ細かいたっぷりの泡でクッションを作り、優しく転がすように洗います。
ゴシゴシと手でこすって洗うのはNGです。

また、泡立てが苦手な方は泡立ちがよくなるように配合されている成分もあります。
泡洗顔では合うものが見つからない方は、固形石けんやフォームタイプのもので、これらの成分が入っているものを選んでみてください。

泡立ちがよくなるように配合された成分

・ ポリクオタポリクオタニウム-6
・ ポリクオタニウム-7
・ シロキクラゲ多糖体
・ ソルビトールなど

● ぬるま湯で洗う

普段、どうやって顔を洗っていますか?
夜はお風呂で熱いお湯のシャワーを顔に直接当てて洗っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、熱いお湯もシャワーを直接顔に当てるのもどちらもNGです。
熱いお湯は必要以上に皮脂を洗い流してしまいます。
その上、お湯で洗うのとぬるま湯で洗うのとを比べるとお湯で洗う方が乾燥してしまいます。
ぬるま湯で洗う方が肌の乾燥を防ぐことができます。

またシャワーを直接当てるのは、シャワーの威力が強く、肌にとっては刺激となってしまうのでよくありません。
ぬるま湯で、直接シャワーをかけずに洗います。
お湯の温度は32~38度くらいで、普通のシャワーより低い、熱い・冷たい、どちらでもない温度で洗ってみてください。

すすぎは1分程度で、すすぐ回数は15~20回くらいを目安にしてみてください。
洗い残しは肌荒れになるので、洗顔料が残らないように、しっかり洗い流します。
特に髪の毛の生え際と輪郭は洗い残しが起こりやすいので、ここを重点的にすすいでみてください。

● 洗顔後すぐに保湿する

洗い終わったらタオルで優しく拭きます。
これもゴシゴシ拭くのはNGです。水分がなくなったらいいので、タオルで優しく押さえるだけで十分です。

洗顔時は一時的に水分量が多くなりますが、その後、何もしなければ、水はどんどん失われていきます。
肌が乾燥してしまわないように、化粧水やクリームですぐ保湿する必要があります。
5分以内に保湿する方がいいといわれていますが、早ければ早いほうがいいでしょう。
顔を洗ったらすぐ化粧水をつけられるように、洗面やお風呂場などにスキンケア用品を準備しておくといいでしょう。

また、化粧水だけでなく、美容液やクリームなども一緒に塗ります。
洗顔するだけでは 肌の水はどんどん失われていくので、化粧水で水分を与えます。
ただ化粧水だけでは、与えた水分が蒸発して乾燥してしまいます。
乾燥しないように化粧水のあとにはクリームなどを塗り、蓋をします。

敏感肌向けのクレンジング

洗顔だけでなく、クレンジングも肌への負担は大きいです。
敏感肌でも自分に合ったクレンジングを選んで、正しくメイクを落とせば、肌への負担を最小限に抑えたクレンジングができます。
敏感肌はバリア機能が低下しているので、正しいクレンジング方法を行わないとヒリヒリしたり、かゆみや赤みが出たり、肌荒れがひどくなったりするかもしれません。
ここからはクレンジングの選び方と正しいクレンジング方法についてご説明します。

クレンジングの選び方

洗顔で敏感肌に大切なのは低下している肌のバリア機能がこれ以上、悪化しないようにしなければならないことでした。
これはクレンジングも同じです。
必要以上に皮脂などの肌に大事なものを落とさず、肌の潤いを守ってくれるクレンジングを選ぶといいでしょう。
敏感肌のクレンジングを選ぶポイントは5つあります。

低刺激のものを選ぶ

敏感肌は敏感肌向けの低刺激のクレンジングを選んだ方がいいです。
入っている成分や原料にこだわって作られています。
すべての敏感肌向けのクレンジングが低刺激かと言われればそうではありませんが、比較的、敏感肌でも刺激を感じにくいものが多いです。

安全性のテストが行われたものを選ぶ

アレルギーが起きるかどうかなどをテストするパッチテストが行われているかどうかもチェックしましょう。
テストされていないものとされているものなら、されているものの方が、安全性も高く、敏感肌に合いやすいからです。
また敏感肌の方でテストしているものもあります。敏感肌でテストしているので、より信頼できるでしょう。

肌に優しい配合成分のものを選ぶ

界面活性剤は肌に刺激を与えるといわれていますが、すべてが刺激を与えるのではありません。
界面活性剤の中の非イオン系は適度な洗浄力があり、肌への負担も少ないです。

W(ダブル)洗顔不要のものを選ぶ

洗顔もクレンジングもどちらも肌に負担はかかります。
最近、W洗顔不要のクレンジングが増えました。
W洗顔不要であれば、肌への負担を最小限に抑えることができます。
また時短やコストの削減にもなります。
肌への負担を減らせて、時間・コストも削減できるので一石二鳥です。

適度な洗浄力のものを選ぶ

クレンジングやメイクが肌に残ってしまうと、肌荒れや毛穴が黒ずみ・つまりなどにつながります。
洗い残しは洗顔同様よくありません。
肌に優しいだけで洗浄力が不十分なものはよくないので、ただ肌に優しいものは注意が必要です。

敏感肌におすすめのクレンジング

敏感肌におすすめのクレンジングをクレンジングの種類と配合されている成分の項目に分けて説明します。

クレンジングのタイプ

クレンジングには大きく分けて5つあります。
最近はやりのバームタイプはオイルを固めたものなので、オイルと同じ扱いにしています。

クレンジングの種類

・ クリームタイプ
・ ジェル・リキッドタイプ
・ オイルタイプ
・ ミルクタイプ
・ クレンジングウォーターなどの拭き取りタイプ

この中でオイルタイプはクレンジングの中でも洗浄力が高いです。
敏感肌の方は使わない方が多いかもしれませんが、よくメイクが落ちるので、クレンジングにかかる時間を短くすることができます。
オイルタイプの中でも、敏感肌用や肌に優しい成分使用のものを選ぶといいでしょう。

クリームタイプも洗浄力が高いので、敏感肌用や肌に優しいものを選ぶ必要があります。
クリームなので、オイルタイプより肌の潤いを保ちながらクレンジングができます。
ジェルタイプはジェルにある独特な弾力性が肌を摩擦から守る役割してくれるので、肌を守りながらクレンジングすることができます。

クレンジングウォーターも敏感肌にいいものがあります。
敏感肌用の低刺激のものがあり、たっぷりとコットンに含ませ拭き取れば摩擦も気になりません。
アイメイクなどのポイントメイクもしっかり落とすことができます。
クレンジングの選び方で説明した保湿成分が含まれていて、W洗顔が不要なものもあるので、そういうものを選んでみてください。

敏感肌のクレンジングの選び方は、上記でご紹介したクレンジングの特徴とご自身の肌の状態によって選択されれば、どんなタイプのクレンジングでも問題なくお使いいただけると思います。

クレンジングの配合成分

敏感肌におすすめのクレンジング配合成分です。
クレンジングに悩んだときに、これらの成分を参考にしてみてください。

● 敏感肌におすすめの成分

BG(ブチレングリコール)
グリセリン(水系成分)
スクワラン
コメヌカ油
肌荒れ防止のグリチルレチン酸ステアリル
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
イソステアリン酸PEG-3グリセリル
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
PPG-14ジグリセリルなど

● 敏感肌にはよくない成分

ポリクオタニウム-10
ゲル化剤
ラウリル硫酸塩
陰イオン界面活性剤
アルコール(エタノール・エチルアルコール)
香料

これらの成分は肌に残りやすいので、注意が必要です。
陰イオン界面活性剤も敏感肌を悪化させる可能性が高いので、陰イオン界面活性剤が入っているクレンジングは使わない方がいいでしょう。
アルコールはアレルギーのある方以外の方には問題ないと考えられています。
アレルギーがある方は避けてください。
アレルギーがない方は入っていても気にしなくて大丈夫です。

まとめ

本記事では敏感肌と洗顔の関係、敏感肌におすすめの化粧水の選び方、洗顔の方法について詳しく紹介してきました。
敏感肌の方は適度な洗浄力がありつつ、肌を守りながら、優しく洗える洗顔料がおすすめです。
敏感肌でも、自分に合った洗顔料を選び適した洗顔方法をするなどのように、上手く自分の肌と付き合えば、ゆらぎがちな敏感肌でも肌の状態は落ち着いてくるでしょう。

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