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乾燥肌におすすめの化粧水と選び方・適切な使い方!

化粧水は、肌に潤いを与えてくれる基礎化粧品の一つですが、季節の変わり目や気温の変化、年齢など様々な要因によって「化粧水を使っても乾燥肌が改善しない・・・」と悩まれている方も少なくないようです。 化粧水にはたくさんの種類があります。自己流のスキンケアで化粧水をなんとなく使ってしまうと、十分な効果を引き出せないまま肌の乾燥を悪化させる原因にもなりかねません。 ここでは、化粧水を使っても肌が乾燥する原因を知るとともに、化粧水の役割や乾燥肌の方におすすめの化粧水の選び方、化粧水の適切な使い方について詳しくお届けします。

1.化粧水を使っても肌が乾燥する原因と化粧水の役割

1-1.肌を乾燥させてしまう原因

1-2.化粧水の役割

2.乾燥肌向け化粧水の主な種類

2-2.化粧水の主な種類

2-3.保湿力の高い化粧水の主な成分

2-4.乾燥肌向けの化粧水は「しっとりタイプ」or「さっぱりタイプ」?

3.乾燥肌の方におすすめの化粧水の選び方

3-1.乾燥肌には保湿力の高い化粧水

3-2.肌にやさしく肌刺激の少ないものを選ぶ

3-3.テクスチャーや使い心地で選ぶ

3-4.規定量を惜しみなく使える価格の化粧水を選ぶ】

3-5.保湿以外の成分をチェックして選ぶ

3-6.年齢に沿った化粧水を選ぶ

4.乾燥肌の方に適した化粧水の適切な使い方とポイント

4-1.洗顔をしたら速やかに化粧水をつける

4-2.手orコットンを使いやさしく肌になじませる

4-3.乾燥がひどいときはコットンパックがおすすめ

4-4.乾燥肌の方が化粧水を使う際に注意したいこと

5.化粧水とそれ以外のアイテムで乾燥肌対策!

5-1.ダブル洗顔不要のクレンジングで肌負担を抑える

5-2.保湿クリームを使って潤いを肌に閉じ込める

まとめ

化粧水を使っても肌が乾燥する原因と化粧水の役割

化粧水と一口にいっても実際は様々な種類があります。乾燥などの肌トラブルに悩んでいるときは、ご自身の肌の状態にあった化粧水を選ぶことが大切です。 ここではまず、おすすめの化粧水を紹介する前に「化粧水を使っても肌を乾燥させてしまう原因」と「化粧水の役割」について見ていきます。

肌を乾燥させてしまう原因

毎日のスキンケアで化粧水を欠かさず使っているけど「肌の乾燥が改善されない・・・」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。化粧水を使っても肌が乾燥する原因は一つに限りません。 まずは、肌が乾燥する原因を知った上で、ご自身の肌に合う化粧水を見つけていきましょう。

原因1:間違ったスキンケアを続けている

正しいと思っていたスキンケアが肌の乾燥を招いている可能性があります。たとえば、化粧水を肌に強く擦り込むやり方は、肌を乾燥させてしまう原因の一つです。 外から受ける刺激から肌を守る役割を果たす機能をバリア機能といいますが、強い外的刺激で角質層がダメージを受けると肌のバリア機能は低下してしまいます。バリア機能が低下した肌は乾燥によりカサつくだけでなく、様々な肌トラブルを引き起こすことがあります。

原因2:化粧水を使っても潤いが逃げてしまう

お風呂あがりや洗顔後すぐに化粧水を使って肌に潤いを与えているのに、時間が経つと「肌がカサカサしてくる」、「口周りがつっぱる感じがする」ことはありませんか。 バリア機能が低下している乾燥肌も、化粧水をつけたときは一時的に潤いがもたらされます。しかし、時間が経つと表皮の水分が蒸発してしまい潤いが逃げてしまい、肌がカサつく、つっぱりを感じるようになります。水分の蒸発を防ぐには、化粧水をつけた後に保湿クリームなどの油性の成分を重ねづけして、潤い成分を肌に閉じ込める必要があります。

原因3:化粧水の使用量が守られていない

化粧水の使用量が原因で、肌を乾燥させてしまうことがあります。1回のスキンケアに使用する化粧水の規定量はパッケージに記載されています。使用量が少なすぎると手や肌の摩擦により肌に強い刺激を与えて肌のバリア機能が低下し、乾燥などの肌トラブルが起こりやすくなります。 化粧水の使用量が少ないと塗りムラができ、十分な水分が肌に行きわたらずに肌が乾燥してしまうこともあります。

原因4:肌に合わない化粧水を使っている

肌に合わない化粧水を使っていることが原因で、肌の乾燥を招いている可能性があります。化粧水には様々な種類があるため、肌に合うアイテムもあれば、肌に合わないアイテムもあります。肌に合わない化粧水を使っていると、化粧水を使っていても肌が乾燥する、肌が赤くなる、化粧水をつけたときに肌がヒリヒリするなど、様々な症状を引き起こすことがあります。 肌の状態は年齢や季節の変わり目など、その時々の環境により変化します。今まで使っていた化粧水が突然肌に合わなくなる場合もあります。化粧水を使っても乾燥肌が一向に改善しない場合は、肌の状態に合わせて化粧水を見直すタイミングかもしれません。

原因5:化粧水の塗り残しがある

化粧水をたっぷりつけたつもりでも、塗り残しがあれば潤いが不足して肌の乾燥は改善されません。塗り残しやすい部分は、額の髪の生え際部分や口元周り、目回り、鼻の際、小鼻、そしてフェイスラインなどです。 顔全体に化粧水を均等にのせたら、指先やコットンを使って塗り残しやすい部分を細かくパッティングします。化粧水が足りないときは量を少しずつ足して、塗り残しがないように塗りましょう。

原因6:加齢による肌の変化

肌は年齢を重ねるにつれて水分や天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質が減少して、外的からの刺激から肌を守るバリア機能の低下を招きます。さらに、加齢とともに女性ホルモンが減少したことが原因で肌が乾燥しやすくなる方もいます。加齢が原因で肌が乾燥してしまっている場合は、ご自身の年齢や肌質、肌の悩みなどに適した化粧水選びをすることが大切です。

原因7:季節の変わり目

気温が低くなる季節、空気が乾燥する季節は肌が乾燥しやすくなります。特に秋から冬にかけて大気が乾燥する季節は、乾燥対策を怠ると肌に大きなダメージを与えます。乾燥とは無関係なように思われがちな夏も、紫外線により肌は大きなダメージを受けています。エアコンが原因で室内が乾燥すると肌の潤いが失われることもあります。

原因8:生活習慣の乱れやストレス

睡眠不足や暴飲暴食など生活習慣の乱れやストレスなどが原因で、化粧水を使っても乾燥肌が改善されないことがあります。生活習慣が乱れると肌のターンオーバーが正常に行われず肌が乾燥する原因にもなります。さらに、ストレスが原因で肌のバリア機能が低下すると、乾燥などの肌トラブルを招く恐れがあります。

原因9:化粧水のみでスキンケアを終わらせている

「保湿成分が多く含まれる化粧水を使っていれば十分なのでは?」との理由で、化粧水のみでスキンケアを終わらせていることが原因で肌の乾燥を招いている可能性があります。 乾燥肌向けの化粧水の多くは、保湿効果の高い有効成分が配合されています。しかし、全体の7割から8割は水溶性成分が占めているため、化粧水を使っていれば肌の潤いが保たれるというわけではありません。 皮脂が多いと感じている方は油分の多い乳液の使用を避けがちですが、そのうち多くの方が肌の内側が乾燥してしまっているインナードライの可能性があるため、化粧水のみで終わらせるスキンケアは肌にとってはマイナスに働く可能性が高いです。

化粧水の役割

化粧水の主な役割は、肌に水分を与えること、肌の状態を整えること、美容成分を肌に浸透させることです。

役割1:肌に水分を与える

化粧水は洗顔をした後の肌の角質層に、効率よく水分を与える働きがあります。 洗顔後の肌はそのまま何もしないでいると急速に水分が蒸発して、肌が乾燥してつっぱりを感じるようになります。乾燥した状態の肌は皮脂の分泌が過剰になり、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなります。 洗顔をした後は肌が乾燥してしまう前に、化粧水で十分な水分を補給しましょう。

役割2:肌の状態を整える

洗顔をして乾いた角質層に潤いを与え、肌の状態を整えるのが化粧水の役割の一つです。水分で満たされた肌は角質が柔らかくなり、キメが整えられ、その後に使用する乳液や美容液などの浸透を助ける働きがあります。

役割3:美容成分を肌に浸透させる

化粧水の成分の7~8割は水分ですが、他にも水に溶けやすい水性の美容成分が含まれています。単に水分を与えるだけでなく、水分とともに美容効果の高い有効成分を肌に届けるのも化粧水の役割の一つです。

乾燥肌向け化粧水の主な種類

化粧水は製品により配合されている成分が異なります。肌の乾燥ケアに向いている化粧水を選ぶときは、化粧水の主な種類や化粧水の主な成分、それぞれの成分の違いについて知ることが大切です。

化粧水の主な種類

化粧水の主な種類として、以下5つの種類を紹介します。

・一般化粧水(保湿化粧水・柔軟化粧水)
・拭き取り化粧水
・収れん化粧水
・美白化粧水
・ニキビ化粧水

一般化粧水(保湿化粧水・柔軟化粧水)

一般的に化粧水といえば、「一般化粧水」を指します。保湿化粧水や柔軟化粧水とも呼ばれる化粧水で、肌の角質層に水分や保湿力の高い有効成分を与え、潤いとキメを整える目的で使われます。 一般化粧水で潤いを与えて肌をなめらかに整えることで、その次に使う保湿クリームなどのスキンケア用品が肌に馴染みやすくなります。

拭き取り化粧水

クレンジングや洗顔をしてメイクを落とした後に、肌に残っている汚れや皮脂を拭き取ることを目的した化粧水です。コットンに化粧水をなじませて使い、肌のゴワつきやザラつきの原因となる古い角質を取り除きます。古い角質を除去すると、化粧水に含まれる有効成分がより肌に浸透されやすくなります。

収れん化粧水

過剰に分泌された皮脂を除去し、肌の毛穴を引き締めてキメを整えることを目的とした化粧水です。トーナーやアストリンゼント、トーニングローションなどと呼ばれることもあります。 収れん化粧水にはクエン酸や酸化亜鉛(カラミン)などの成分が含まれています。収れん化粧水はアルコール濃度が高いものが多く、使用後は清涼感が感じられるものが多いです。

美白化粧水

美白成分が配合された化粧水で、メラニンの生成を抑制し日焼けによるシミやそばかすの予防を目的としています。ビタミンC誘導体、カモミラET、トラネキサム酸、プラセンタ、アルブチン、ハイドロキノンなどの成分のほか、肌の潤いを補う保湿成分が含まれているものが多いです。

ニキビ化粧水

ホルモンバランスの崩れや不規則な生活、ストレス、肌の乾燥などが原因でできてしまう大人ニキビに使用したいのが、抗菌成分や殺菌成分が配合されたニキビ化粧水です。 しかし、古い角質を柔らかくして除去するサリチル酸という有効成分はピーリング作用がある一方、刺激が強く肌を乾燥させてしまうリスクがあるので注意が必要です。

保湿力の高い化粧水の主な成分

乾燥肌向けの保湿力の高い化粧水に含まれる主な成分は、「ヒアルロン酸」・「セラミド」・「グリセリン」・「コラーゲン」です。

ヒアルロン酸

保湿成分の一つです。高い保水力が特徴で肌を柔らかく、なめらかにしてくれる効果が期待できます。乾燥を防ぐ役割を持つことから、化粧水をはじめ、乳液などのスキンケア用品にも配合されることの多い成分です。

セラミド

セラミド(細胞間脂質)は人の肌の角層にある成分で、水分をつなぎとめる働きをします。肌のバリア機能を働かせるための成分です。セラミドで満たされている肌はバリア機能がきちんと働き、ふっくら潤いのある状態になります。

グリセリン

吸湿性と保湿力に優れたグリセリンは、肌の角質層の潤いをキープして肌をしっとりさせる効果が期待できます。グリセリンと相性のよいヒアルロン酸も一緒に配合されている化粧水は、高い保湿効果が期待できます。

コラーゲン

肌の内部に存在するコラーゲンは、年齢を重ねるとともに減少します。コラーゲンが減少した肌は乾燥してカサカサになり、潤いやハリがなくなります。コラーゲンが含まれた化粧水が肌の表面や角質層に行きわたると、保湿の効果が発揮されて潤いやハリをもたらす効果が期待できます。

乾燥肌向けの化粧水は「しっとりタイプ」or「さっぱりタイプ」?

化粧品は製品により「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」に分かれています。使い心地のイメージだけで選んでしまう方も多いようですが、乾燥肌向けの化粧水は成分の違いをしっかり確認した上で肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。

しっとりタイプの化粧水の特徴

しっとりタイプの化粧水は、肌の内側に潤いを与える目的でヒアルロン酸やグリセリン、コラーゲンなどの成分が配合されているものが多いです。夏場は「肌がベタつく」、「オイリー肌だから」との理由で、さらっとタイプの化粧水を選ぶ方が多いかもしれません。ただ、ここで注意したいのが、気づかないうちに肌の内側が乾燥してしまっているインナードライという状態です。さっぱりタイプの化粧水を使っているのに時間が経つと肌の表面がベタつく、メイクのノリが悪いと感じている方はインナードライ肌の可能性があります。このような場合は、しっとりタイプの化粧水を選んだ方が肌の状態がよくなる場合があります。

さっぱりタイプの化粧水の特徴

さっぱりタイプの化粧水は、肌に潤いを与えて乾燥を防ぐ効果が期待できます。グリセリンの含まれる量が少ないため、軽いつけ心地になります。さっぱりタイプの化粧水の中にはアルコールを配合して清涼感を持たせたものや、油分や保湿成分を抑えているものもあります。しっとりタイプの化粧水を使うとニキビが出来る方や、肌がベタつきやすいオイリー肌の方にはおすすめですが、敏感肌の方や乾燥肌の方にはアルコールが入っていないものがおすすめです。

乾燥肌の方におすすめの化粧水の選び方

肌に合わない化粧水を使っていると、肌のバリア機能が低下して乾燥などの肌トラブルに繋がります。特に、乾燥肌の方は肌の角質層をしっかり水分を与えて保湿するために、肌に合った化粧水を選ぶことが必要です。ここでは、乾燥肌の方におすすめの化粧水の選び方を紹介します。

乾燥肌には保湿力の高い化粧水

乾燥肌の方は、「保湿力」の高い化粧水を選ぶことが大切です。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された化粧水は、肌の潤いやバリア機能を整える効果が期待できます。

肌にやさしく肌刺激の少ないものを選ぶ

肌が乾燥しているときは肌のバリア機能も低下しているため、できるだけ刺激の少ない化粧水を選びましょう。保湿に優れた成分が含まれていても、アルコールなど肌を刺激しやすい成分が配合されている化粧水は避けた方が良いでしょう。

テクスチャーや使い心地で選ぶ

化粧水は製品により肌につけたときのテクスチャー(質感、つけ心地)に違いがあります。

「とろっと」したテクスチャーの化粧水

とろみのある質感が特徴の化粧水です。とろっとタイプの化粧水は増粘剤を入れて質感を変えています。使用感の違いはありますが、さらっとタイプの化粧水と主な成分や保湿力に大きな違いはありません。粘度が高いため肌にフィットしやすく、もちもちとした感触が続きます。

「さらっと」したテクスチャーの化粧水

みずみずしく、軽い使い心地が特徴の化粧水です。化粧水を塗った後も軽くてさらさらしたつけ心地が好きな方は、さらっとしたテクスチャーの化粧水がおすすめです。

規定量を惜しみなく使える価格の化粧水を選ぶ

化粧水を使っても肌が乾燥してしまう要因の一つが、「化粧水の使用量が守られていない」ことです。乾燥肌のケアのために高価な化粧水を購入しても、使用量が少なすぎれば塗りムラができる、摩擦により肌を傷つけてしまいます。化粧水に含まれる有効成分を十分に肌へ行きわたらすには、規定量を惜しみなく使える価格の化粧水を選び、適切な方法で使い続けることが大切です。

保湿以外の成分をチェックして選ぶ

化粧水に含まれる成分は製品によって異なるため、保湿成分以外の美容成分もしっかり確認して選びましょう。美白有効成分が配合された化粧水や、シミ予防効果が期待できる化粧水、毛穴を引き締めるための化粧水など、保湿以外の成分をチェックして肌の状態や悩みにアプローチできる化粧水を選んでみてください。

年齢に沿った化粧水を選ぶ

これまで使っていた化粧水が突然合わなくなって「肌の調子が悪い気がする」、「乾燥肌が進んでいる感じがする」ときは、化粧水の見直しが必要な時期かもしれません。肌の状態は季節や生活習慣などが影響するだけでなく、年齢を重ねるごとに徐々に変化していきます。ここでは、20代・30代・40代と年代別に化粧水選びのポイントを紹介します。

20代

他の年代に比べて肌の水分量は多いですが、スキンケアを怠ると年齢を重ねるにつれ肌の乾燥が進み、口元や目元がカサカサになり小じわが出てくることがあります。年齢を重ねても美しい肌をキープするためには、20代から高保湿の化粧水を使って保湿ケアを行いましょう。

30代

20代後半から徐々に肌の水分量は減少し乾燥してきます。水分が足りていない状態の肌は、余分な皮脂を分泌して顔全体がべたつきやすくなります。テカリが目立つため肌が潤っているように感じますが、目元や口元がカサカサしてつっぱりを感じる状態は、肌の内側が乾燥してしまっているインナードライ肌の可能性が高いです。30代は知らないうちにインナードライ肌になっている方が多いので、肌をしっとりさせる高保湿の化粧水を使って肌に潤いとハリを与えることが大切です。

40代

ホルモンバランスの変化により肌の代謝が低下します。角質層の水分だけでなく、皮脂の量も乾燥し肌がカサカサになりやすいです。乾燥した肌はバリア機能が低下し、外的刺激を受けやすくなり炎症やシワなどが出てきやすくなります。濃厚で高い保湿力を補える化粧水を選ぶことはもちろん、洗顔後やお風呂上がりはできるだけ早く化粧水などの保湿ケアを行い、乾燥肌を予防することが大切です。

乾燥肌の方に適した化粧水の適切な使い方とポイント

乾燥肌向けの化粧水の効果をより高めるには、適切な使い方をすることが大切です。保湿力の高い化粧品を使っていても効果を感じられない方は、化粧水の使い方を見直し、肌に潤いを与えるためのお手入れを行いましょう。ここでは、乾燥肌の方に適した化粧水の適切な使い方とポイントを紹介します。

洗顔をしたら速やかに化粧水をつける

洗顔をしたら肌に刺激の少ないタオルで押さえるように水分をやさしく拭き取り、できるだけ速やかに化粧水をつけましょう。乾燥肌の方は洗顔したあとに短時間で肌が乾燥してつっぱりを感じるため、お風呂上がりや洗顔をしたあとは角質が柔らかいうちに化粧水を使って肌に水分を与えてください。

手orコットンを使いやさしく肌になじませる

化粧水は、手 or コットンを使いやさしく肌になじませます。

手を使う場合

化粧水を手で使うときは、必ず清涼な状態で行いましょう。

STEP1. 手のひらに規定量の化粧水をとります。
STEP2. 化粧水を両手で少し温めてから肌におきます。
STEP3. 力を入れすぎないように気をつけて手のひらで顔全体を包み込みます。
STEP4. 顔の中心から外側に向かいながら顔全体に化粧水をなじませます。
STEP5. 乾燥が特に気になる部分や顔の中心部分に化粧水を丁寧につけます。
STEP6. 潤いが足りない場合は化粧水を追加して重ねづけをします。
STEP7. 化粧水を手の平で肌に入れ込み顔全体に潤いを行きわたらせます。

コットンを使う場合

手を使う場合は化粧水が手肌にも吸収されてしまうため、気になる方はコットンを使い顔全体に化粧水をなじませましょう。

STEP1. 指にコットンを置きます。
STEP2. 指の幅を目安にコットンに化粧水をのせます。
STEP3. 面積が広い頬や額から軽い力でコットンを滑らせます。
STEP4. 細かい部分にもコットンをタップして化粧水を押し込みます。
STEP5. 潤いが足りない場合は少量ずつ化粧水をコットンにのせて重ねづけをします。

乾燥がひどいときはコットンパックがおすすめ

化粧水をつけたあとの肌の状態をみて、乾燥がひどいときはコットンを使ったコットンパックをします。

STEP1. コットンにたっぷりの化粧水を含ませます。
STEP2. コットンを2枚~4枚に割きます。
STEP3. 特に乾燥が気になる部分にコットンを伸ばしながら密着させます。
STEP4. 3~5分間パックをします。
STEP5. コットンパックが乾いてしまう前に化粧水を手にとり、コットンを押さえて水分を補給します

乾燥肌の方が化粧水を使う際に注意したいこと

乾燥肌の方が化粧水を使う際は、以下の点に注意して潤い肌に導きましょう。

注意1:強すぎるパッティングはかえって逆効果

乾燥肌の方はもちろん、敏感肌の方が化粧水をつけるときに特に気をつけたいのが「肌に強い刺激を与えないこと」です。コットンで化粧水をつけるときにパンパンと勢いよくパッティングをすると肌が刺激され、肌荒れや炎症を起こす恐れがあります。化粧水を肌に浸透させる目的であれば、手を使ったハンドプレスでなじませた方がより高い効果が期待できます。ハンドプレスを行うときは肌に刺激を与えないように、ゆっくりやさしくプレスするのがポイントです。

注意2:肌への摩擦に注意

コットンで化粧水をつけるときは「肌への摩擦」に注意が必要です。敏感肌の方や手に力が入りやすい方は、コットンよりも手を使って化粧水を塗った方が良いでしょう。コットンを使うときは肌にやさしくのせられるオーガニック素材のコットンや、肌触りのよい天然綿を使ったコットンの使用をおすすめします。

注意3:化粧水とパックを併用するときは使用時間に注意

コットンに化粧水を含ませて行うコットンパックをするときは、使用時間に注意が必要です。化粧水を含ませたコットンを長時間肌に密着させたままでいると、コットンが乾いて肌の水分を奪ってしまうためです。肌のスペシャルケアとしてコットンパックをするときは、コットンが乾く前に化粧水を足して3~5分くらいを目安に行いましょう。

注意4:コットンは肌にやさしい素材がおすすめ

コットンを使って化粧水をつけるときは、肌にやさしいオーガニック素材のものがおすすめです。乾燥肌の方はもちろん、強い刺激に弱い敏感肌の方の肌には、化学肥料などを使わずに栽培された自然素材のコットンが適しています。コットンを使うときは繊維の向きを確認して、同じ向きになるように化粧水を肌になじませるようにすると摩擦が少なく肌への負担が軽減されます。

化粧水とそれ以外のアイテムで乾燥肌対策!

化粧水は日常のスキンケアに欠かせないアイテムです。しかし、乾燥肌の方にとっては化粧水だけでは十分な保湿ができているとはいえません。「油分が取れすぎるから」との理由で水だけで洗顔している方や、「肌がベタつくのが苦手だから」との理由で保湿クリームなどを使っていない方は特に要注意です。ここでは、化粧水以外のアイテムを使った乾燥肌対策の方法について紹介します。

ダブル洗顔不要のクレンジングで肌負担を抑える

クレンジングは、メイクや顔についた汚れ、油分などを浮かせて落とす化粧品です。クレンジングは化粧水と同じく様々な種類の製品が存在します。中でも、乾燥肌の方におすすめのクレンジングアイテムが、ダブル洗顔不要の「クレンジング水」です。

ダブル洗顔不要のクレンジング水

クレンジング水は、コットンに適量を含ませて、メイクや汚れを拭き取るように使うクレンジングアイテムです。ダブル洗顔不要のクレンジング水は文字通り、クレンジングのあとの洗顔がいらないクレンジングのことです。洗顔の工程が不要なため、肌へ余計な負担をかけずにメイクや汚れだけをやさしく落とします。さらに、クレンジングと洗顔が一度にできるため、時間や手間の削減にもなります。

正しいクレンジング方法で化粧水前の肌を整える

乾燥肌向けの化粧水を肌に使用する前に、肌の状態を整える役割を担うのがクレンジングです。クレンジング水を使うときはコットンを使用します。コットンがひたひたになるまでクレンジング水を含ませたら、少しのあいだ目元において力を入れずにメイクや汚れをやさしく拭き取ります。目元のメイクや汚れを拭き取ったら、顔全体のメイクや汚れを同じようにやさしく拭き取ります。正しいクレンジング方法でメイクや汚れを落として肌の状態が整えられると、次に使う化粧水の保湿効果が発揮されやすくなり乾燥対策につながります。

保湿クリームを使って潤いを肌に閉じ込める

化粧水による潤いを肌に閉じ込める役割を果たすアイテムが保湿クリームです。「しっとりタイプの化粧水を使って十分潤っているから保湿クリームは使わない」との理由で、化粧水のみのスキンケアで済ませている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、保湿クリームは化粧水と同じくらい肌にとって重要な役割を果たしているため、化粧水だけしか使わないスキンケアは絶対にNGです。

保湿クリームをつけることで水分の蒸発を防ぐ

化粧水には保湿力の高い美容成分が含まれていますが、7~8割は水分でできているため化粧水だけでは水分が徐々に蒸発して、肌の潤いが失われてしまいます。化粧水で肌に行きわたらせた潤いや美容成分を逃がさないようにするには、油分が含まれている保湿クリームを使って蒸発を防ぐ必要があります。保湿クリームを使うときは化粧水と同じく、手に規定量をのせて肌にやさしく塗ります。保湿クリームに含まれる美容成分が肌の内側の角質層までしっかり浸透するように、肌にやさしく入れ込むように塗るのがコツです。

まとめ

本記事では、化粧水を使っても肌が乾燥する原因や化粧水の役割、乾燥肌の方におすすめの化粧水の選び方、化粧水の使い方について詳しく紹介してきました。肌に合わない化粧水の使用は乾燥肌をさらに悪化させる原因の一つです。肌の乾燥を改善するためにも、乾燥肌向けの化粧品を選び、適切な方法で使用することが大切です。使用中の化粧水を使っていても肌の状態が一向に改善しないと感じている方は、一度化粧水の見直しを行い、ご自身の肌に合った乾燥肌向けの化粧水を見つけていきましょう。

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