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日常的なマスク着用によって起こる肌トラブル!マスクは肌荒れ対策が大事!

マスク着用が日常の一部になった昨今、日々の長時間着用によって、男女含めて「肌荒れしている…」という声を多く聞きます。
ここでは、マスクにまつわる基礎知識と共に、マスク着用による肌荒れの原因、トラブルに負けない肌づくりのためのスキンケアについてお届けします。 お肌をしっかり守っていきましょう。

1. マスクをするとどうして肌荒れするの

2. 肌荒れの悪化は肌のバリア機能を低下させる

3. マスク肌荒れ・かぶれの原因とは

4. マスクによる肌荒れを防ぐ方法とは?

5. マスクによる肌荒れを防ぐスキンケア方法とは?

6. まとめ

マスクをするとどうして肌荒れするの

マスクは肌当たりが固く、擦れがち…

マスク着用では、必ず顔にマスクが触れますよね。
マスクと肌の接触部分に摩擦が生じることで、マスクによる肌荒れが生じます。
しかし、顔と接触する面が少ない場合や、接触部分があっても肌当たりが良い場合、マスクと肌の摩擦は少ないので、肌荒れせずに長時間マスク着用可能です。
マスクの使用素材には、不織布や綿、シルクなど様々な種類があります。
肌荒れにひどく悩んでいるときには、綿やシルクコットンなどの天然繊維や、ウレタンなどの化学繊維の、比較的肌当たりが優しい、柔らかいものを選ぶようにしましょう。
マスクによる肌荒れの防止には、マスクをしないことが一番ですが、今の情勢だとマスクを外せる環境は家以外にはあまりありませんよね。
どうしてもマスクを着用しなければならない場合、肌当たりの優しいマスクを選んで少しでも肌へのダメージを軽減させましょう。
また、スキンケアにおいても保湿クリームを活用し、肌が乾燥しない状態を維持することも重要なポイント。
もし、肌荒れをしてしまったら、悪化する前に皮膚科を受診するのもおすすめです。
肌の状態に合わせ、自分好みのマスクを選び、肌荒れ対策をしたいですね。

現在、マスク生活で増えている肌トラブル

長時間のマスク着用によって、「口の周り、頬、顎にニキビができた…。」という方が多くなっています。
マスク着用の機会が日常的になったことで、子どもから高齢者まで老若男女問わず、皮膚科では肌荒れやニキビなど肌トラブルの相談で受診される方が増えています。
ここまで長期に渡りマスクを着用している生活は初めてですよね。
また、新型コロナウイルスの流行により、心因的ストレスも加わり、元々あったニキビの悪化や肌荒れの原因にも。実際に肌荒れが起こっても、マスクを外した外出は未だ難しい状況なので、皮膚科へ通う方が絶えない状態となっています。
マスクニキビはパンデミック期間中に、マスクで覆われた顔部分に現れる小さな吹き出物を指します。
長時間のマスク着用がこの先も続くとなると、、、ちょっと心配ですね。
マスクニキビは、医療用、布、紙など、いずれのマスクでも発生するものです。
また、一般的には知られていなかったことかも知れませんが、医療従事者の間ではパンデミック以前から認知されていた症状でもあります。
個人用保護具を1日中装着している職業や、ヘルメットやベースボールキャップを被るアスリートによく見られる症状です。

肌荒れの悪化は肌のバリア機能を低下させる

肌荒れの主な原因とは

肌荒れの主な原因は、肌のバリア機能低下、ターンオーバーの乱れ、ホルモンバランスの乱れ、などです。
肌のバリア機能は、角質層が肌の潤いを維持するために、紫外線、乾燥、花粉などの外部刺激から肌を守る機能です。
ですが、バリア機能が低下すると、肌の水分が蒸発してしまい、外部刺激の影響を大きく受け、それが肌荒れの原因に繋がります。
肌のバリア機能低下の要因には、紫外線対策をしっかりおこなっていない、偏った食生活による栄養不足、誤った洗顔方法、加齢による皮脂減少などが挙げられます。
現在のマスク着用の生活では、環境による要因も加わり、肌のバリア機能を低下させる可能性を助長し、色々な肌トラブル、肌荒れが起きると考えられます。
トラブルを繰り返さないためには、肌のバリア機能の回復をしっかりさせる必要があるのです。

【ターンオーバーの乱れ】

ターンオーバーというのは、およそ6週間周期で行われる肌代謝であり、古い肌細胞が新しく入れ替わるサイクルのことです。
肌は、角質、表皮、真皮の三層から成り立っており、表皮層の一番底に存在する基底層から新たな細胞が生まれ、徐々に上へと押し上げられて肌表面に現れます。
そして、それが垢となって剥がれ落ちるサイクルがターンオーバーです。
ターンオーバーが乱れることによって、肌のバリア機能の回復がされないまま、マスク着用による摩擦や蒸れによる乾燥などでさらに肌にダメージが加わることで、肌荒れの原因になってしまいます。

【ホルモンバランスの乱れ】

女性の肌荒れは、ホルモンバランスの乱れも挙げられます。
生理前に肌荒れしやすい理由は、ホルモン分泌量の変化が関係しています。
女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、生理前は黄体ホルモンが増加します。
しかし、この黄体ホルモンの影響で皮脂の過剰分泌が起こって毛穴が詰まり、ニキビなどの肌荒れを引き起こすことがあります。
加えて、マスクの着用中、汗や皮脂がでた上、蒸れによって清涼に保てない環境が、さらに肌荒れを悪化させる要因に繋がります。

マスク肌荒れ・かぶれの原因とは

①摩擦による刺激

マスクの着脱時や着用時のズレなどの際、肌に摩擦が生じます。
実は、それが肌への刺激となり、肌のバリア機能低下に繋がります。
バリア機能が低下した肌は、汚れが入り込みやすく、本来ならば刺激にならない物質が肌内部に入って炎症が起こるなど、肌へ悪影響を及ぼします。
また、マスクが肌に直接当たりやすい部位は、摩擦の刺激によって肌荒れが起きやすくなります。
皮膚表面は角質に覆われており、外部刺激から肌を守る役割を担っています。
ところが、長時間のマスク着用によって、マスクが肌に当たり擦れ合ってしまうことで、外部刺激から肌を守るバリア機能が低下し、ダイレクトに肌が刺激を受けてしまい、肌荒れを引き起こすという悪循環を招くことがあります。

【摩擦を感じた肌の状態とは】

人間の肌というのは、先程もお伝えしたように複数層からできています。
一番上の部分が表皮といい、表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の順に4層構造となっています。
表皮は僅か0.2㎜程度の厚さしかなく、角質層は0.01~0.02㎜程度の薄さしかありません。
それ程薄い表皮に摩擦を与えてしまうと、大きなダメージを角質層は受けることになります。
健康な肌であれば、角質層には角質細胞が綺麗に並び、細胞同士の隙間は細胞間脂質が埋められています。
肌内部の水分蒸発防止、紫外線や外気による乾燥防止、ウイルスやホコリなどの体内侵入防止など、文字通り、肌を守るバリアの役割を果たしています。
しかし、摩擦でダメージを受けた角質層はバリア機能が低下してしまうので、外的刺激にも非常に敏感になります。
その上、乾燥によって肌の状態は悪化し、カサつきやキメの乱れ、肌荒れ、吹き出物など、肌トラブルが頻発してしまう肌になってしまいます。

②蒸れ

マスクの内側というのは、呼吸によって蒸れて高温多湿な環境になっています。
この環境も、肌荒れを招く1つの原因です。
湿度が高い環境は雑菌が繁殖しやすく、気温が上がれば体温も上がり、それがさらに汗や皮脂の分泌量を増加させます。
すると、肌の角質層はふやけた状態になり、外部影響を受けやすい肌状態になることで、肌トラブルを招く原因にもなります。
ニキビを引き起こすアクネ菌の細菌や雑菌が、マスクの内側で繁殖しやすい状態になっているといえます。

【蒸れたお肌の状態とは】

ニキビの原因菌のアクネ菌(嫌気性菌)は、空気に触れることを苦手としています。
なので、基本的に空気に触れやすい環境では増殖はありません。
しかし、呼気が充満するマスクの内側では、高温多湿になり、同時に汗や皮脂も過剰分泌されることも重なり、ニキビができにくい清涼な環境を維持することが困難な状態です。
アクネ菌は好脂性の特徴があることから、角栓で出入り口が塞がれた毛穴の中にアクネ菌が好んで住みつくのは、まさにこれが理由です。
毛穴の中に皮脂が溜まっている状態は、まさにニキビの原因菌にとって最適の環境であり、ニキビができる肌環境が整ってしまっているのです。

③乾燥

マスク着用中は、マスクの中で吐息水分が充満しており、肌が潤っていると感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、マスクを外した後が要注意です。お風呂上りに肌がつっぱっている状態と同様、マスクを外した瞬間に水分蒸発するので、肌は乾燥状態になります。
つっぱり感やヒリヒリ感を感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
肌は乾燥するとバリア機能が低下し、細菌やウイルスが侵入し、口唇ヘルペス、湿疹、ニキビできることもあります。
マスクで覆われていた部分に症状がある、または、肌の乾燥を感じるなどの場合、マスク着用が原因で、肌が乾燥してしまっている可能性があります。

【乾燥したお肌の状態とは】

皮膚の一番表面にある角質層は、体内水分が逃げるのを防止し、外部から体に有害な物が侵入するのを防ぐバリア機能をもっています。
しかし、バリア機能が低下すると、水分が体外へ逃げやすくなり、乾燥しやすい肌環境になってしまいます。
乾燥した肌の状態は、肌のバリア機能が十分に働いていかないので、大きく外部刺激を受けやすくなります。
その刺激によって皮膚炎や湿疹の症状が出て、皮脂欠乏性湿疹の状態になるのです。強い痒みや赤みがあって、それを掻きむしったことで水膨れができる場合もあります。
湿疹ができた状態では、皮膚のターンオーバーが短くなり、肌荒れの原因に繋がります。
本来であれば、表皮細胞は成長しながら保湿機能を高め、皮膚表面に上がっています。
しかし、ターンオーバーの期間が短いと、保湿機能が不十分のまま移動することになので、余計に乾燥しやすい肌の状態になる、こうした悪循環の中で症状はさらに悪化して長引くのです。

④花粉やホコリなどのアレルギー

マスク着用が原因で、接触皮膚炎といわれる肌アレルギー反応が出る場合もあります。
アレルギーの原因というのは、マスクの素材、マスクに付着した花粉やホコリなど、様々な原因が挙げられます。
接触皮膚炎では、アトピー性皮膚炎のように赤くただれる、粉をふく、軽いかゆみなどの症状が多いです。
また、元々アトピー性皮膚炎の症状がある方、アレルギー体質の方は注意しましょう。

【アレルギーを起こしたお肌の状態とは】

アレルギー症状というのは、主に目や鼻と共に皮膚症状にも現れやすいです。
特に、元々アトピー性皮膚炎の症状がある場合には、花粉の飛散時期は症状が悪化しやすいといえます。
本来、肌には強固なバリア機能があり、花粉が肌に付着してもバリア機能の働きによってブロックします。
しかし、化粧品かぶれやアトピー性皮膚炎などを起こして、乾燥を繰り返す肌でガサガサになっていたり、グチュグチュしていたりすると、花粉を防ぐことができず抗原抗体反応が起きやすくなるのです。

マスクによる肌荒れを防ぐ方法とは?

自分に合ったマスクを選ぶ

マスクの素材が自分の肌に合っていない場合、肌にかかる負担が大きくなりますよね。
たとえば布やガーゼのマスクの場合、肌への刺激を抑えられますが、感染防止の面を考慮すると不織布マスクのほうが効果を期待できるかも知れません。
状況や肌の状態によってマスクを使い分けるのがおすすめです。
ウイルス防止の観点では不織布が良いとわれていますが、乾燥しやすくチクチクするように感じる方もいます。
不織布マスク着用時には、肌荒れ防止の工夫としてマスクの下に綿性の布やガーゼを挟む方法もあります。
不織布より肌に優しい綿であれば、摩擦や刺激も少なく済みますよね。
また、マスクの着脱やズレの直しでも摩擦は起きますし、マスクが小さい場合も摩擦を起こしやすくなるので、優しく扱うことやサイズにも注意しましょう。

【汗をこまめに吸い取る】

マスク着用中というのは、マスク内に熱がこもった状態なので、どうしても汗をかきやすくなります。
汗が肌に付着したままの状態にしておくと、痒み、ニキビ、赤みなどの肌荒れの原因に繋がるので、吸収性の良いタオルやガーゼでこまめに汗を吸い取りましょう。
顔の汗を拭く場合も、こすらず軽く押して拭き取りましょう。
ゴシゴシ肌を擦って拭くと、肌を痛めてしまうので、優しく押さえて拭くことがおすすめです。
また、マスクが汗で湿った場合には、新しいマスクに交換しましょう。
他にも、洗えるマスクの場合には、洗う時に使用する洗剤や柔軟剤の成分やすすぎ残しなどでも皮膚炎悪化になる恐れもあるので、注意して取り扱ってください。

【しっかりスキンケアで保湿する】

肌のバリア機能を正常に働かせるためには、しっかりとした保湿が必要になります。
外から帰宅した後にまず手洗いをし、その後、清涼な手で洗顔を行いましょう。
肌をゴシゴシ摩擦させて擦る洗い方は肌を痛めるので、洗顔料の泡で優しく肌を洗うことがポイントです。
また、洗顔した後、速やかに化粧水、乳液、クリームなどで保湿しましょう。
暑い時期は、汗や皮脂で肌がベタついているので、油分ケアを控えている方もいるかもしれませんが、肌の潤いには水分と油分の両方が必要です。
油分は肌のクッションとなり、マスクによる刺激も緩和してくれます。
肌が過敏になっている場合は、スキンケアも敏感肌用の低刺激性タイプに切り替えてみるのがおすすめです。

【日焼け止めの刺激に注意する】

既に肌荒れが起きている、肌が敏感になっている、そんな時はマスクで隠れる部位には強い刺激のある日焼け止めは塗らないでおきましょう。
バリア機能が低下している肌というのは、少しの刺激であっても普段に比べて敏感に反応してしまい、肌荒れする場合があります。
ただ、紫外線などのUVダメージは肌のバリア機能低下の要因の一つでもあり、マスクを着用しているからといって、紫外線を完全に防止するのは困難です。
この場合は、つば広帽子を被ったり、日傘をさしたり、低刺激処方の日焼け止めを使用するなどし、UV対策をしていきましょう。

【生活習慣を見直す】

マスク着用もそうですが、睡眠や食生活なども肌に影響を与えますよね。
睡眠不足であったり偏った食生活であったり、生活習慣の乱れは肌細胞のターンオーバーの停滞や免疫力低下にも繋がるので、肌ダメージを受けやすいです。
起床や就寝の時間を決めて睡眠時間を確保する、睡眠の質を改善する、バランスの良い食生活など、自分の生活習慣の見直しも行い、規則正しい生活も心がけていきましょう。

マスクによる肌荒れを防ぐスキンケア方法とは?

ダブル洗顔不要のクレンジングが人気

【繰り返す洗顔による肌負担が少ない】

スキンケアの際に、肌負担になる理由の大きな原因に、繰り返す洗顔があります。
洗浄料を使いながらの繰り返す洗顔は、肌にとって乾燥を促す行為です。
低刺激の、ダブル洗顔不要のクレンジングであれば、さっと拭き取るだけなので、簡単な上、肌負担を軽減できるのがよいところであり、肌にとっても嬉しいことです。
ダブル洗顔不要のクレンジングは、クレンジングと洗顔の両方が叶うので、メイクや汚れを落としつつも、肌負担が少なく、優しく洗い上げるのが魅力ですね。

【余分な時間がかからない】

日常生活では、仕事を終えて帰宅すると、疲れてしまい、スキンケアがついつい疎かになりがち。
何よりもベッドに直行して眠りたい気持ちになるものですが、メイクを落とさずに寝てしまうと、さらに肌荒れを悪化させる元にもなります。
そんな時の強い味方がダブル洗顔不要のクレンジングです。
洗顔の手間や時間も半分になるので、早くスキンケアができますし、その分、安眠時間の確保もできますよね。

【肌に必要な皮脂や潤いを取り過ぎない】

クレンジングも洗顔料も、どちらもメイクや汚れを落とすものです。
余分な皮脂は毛穴詰まりになり黒ずみの原因になるなど、肌のトラブルに繋がることがあります。
しかし皮脂というのは、肌の潤いを保持するには欠かせないものであり、外的刺激から肌を守ってくれる役割を担っています。
クレンジング後に、洗浄料での洗顔を繰り返すことは、実は皮脂や肌に必要な潤いまでも洗い落としてしまう可能性があることをご存じですか?
メイクや汚れを洗い流すだけでなく、肌に必要な皮脂も落とし過ぎてしまうことで、かえって乾燥肌を招いている結果になる場合もあります。
ダブル洗顔不要のクレンジングであれば、必要な皮脂を取り過ぎることなく、肌に必要な潤いはきちんと残します。
肌の潤いを守るために、特に肌が荒れてしまっている状態の肌にはダブル洗顔不要のクレンジングを選ぶのもおすすめです。

【肌ダメージ軽減に繋がるダブル洗顔不要クレンジング】

一般的なクレンジングには、メイクによる油性の汚れを落とす、クレンジング、汗や表面に付着した水性の汚れは洗顔料で落とすものの2つがあります。
ダブル洗顔不要のクレンジングは、1度の洗顔で油性と水性の汚れも同時に落とすことができるのが特徴です。
通常のクレンジングであれば、まずメイクをクレンジングで馴染ませて洗い流し、次に洗顔料を泡立ててまた顔を洗うという、この工程を繰り返さなければいけませんよね。
一方、ダブル洗顔不要のクレンジングであれば、この行程を一度で済ますことができるので、大幅な時間短縮にも繋がります。
疲れて帰宅した後に直ぐ眠りたい場合にも、お手入れがとても楽になりますし、洗顔回数が減るので肌負担も軽減され、マスク荒れでダメージを受けている敏感な肌にもおすすめです。
肌の乾燥が気になる方や肌に負担をかけたくない方は、クレンジングをダブル洗顔不要タイプに変えてみるのも◎。
ダブル洗顔不要クレンジングには、ジェルやクリームのほか、クレンジングウォーターなど、種類も豊富なので、好みに合わせて選びましょう。

スキンケアアイテムを選ぶポイント

【化粧水】

洗顔した後につける化粧水というのは、肌を柔らかくして水分や保湿成分を補う役割をもっています。
主に、肌の保湿、美容成分を届ける、肌を整える、美容液やクリームの浸透を助けるなどの効果があります。
化粧水は、次に使用するスキンケアを受け入れる、肌準備。洗顔後の肌をそのままにしてしまうと、乾燥が進んでしまいますので、速やかに化粧水で水分を補給をすることをおすすめします。
また、肌が乾燥していると角質が硬くなり、美容液やクリームなどの浸透を妨げてしまいます。
化粧水で角質層を潤し、肌を柔らかい状態にすると、美容液やクリームが肌に馴染みやすくなります。
肌タイプ、テクスチャーと合わせて、ご自身のお好みの化粧水をお選びいただくのが良いでしょう。

【乳液・クリーム・美容液】

暑い時期には、汗や皮脂で肌がベタつくので、スキンケアも化粧水のみという方もいませんか?
肌の潤いを持続させるには、化粧水の後に、乳液、美容液、クリームなどで、しっかり蓋をすることが大切。
乳液、クリームは油性なので、肌に油分を与えることで表面に膜を作り、乳液が化粧水の蓋の役割となって補給した水分の蒸発を防ぎます。
また、化粧水・乳液・クリームなど、基本スキンケアをしても肌の潤い不足を感じる方は、保湿成分入りの美容液をプラスするのがおすすめです。
乾燥を感じる状態は、水分保持力が失われている場合が多いので、肌内部の保水力をアップさせることが大切。
油分が有り過ぎても毛穴詰まりになってしまうので、環境や季節、肌タイプに合わせて、適切なものを選ぶのもポイントです。

【洗顔料・クレンジング】

洗顔料をつかって洗顔をする際はできるだけ肌に刺激を与えないように、手のひらで泡立ててから、マッサージするように優しく洗い、ぬるま湯で洗い流すことが大切です。
また、新しい生活様式の中で、外出先から帰宅したら、洗顔と手洗いが推奨されています。肌をいたわるためにも、清涼にするためにも、メイクや肌の汚れを落としましょう。
洗顔とクレンジングが1つになっているダブル洗顔不要のクレンジングだと、洗顔もメイク落としも一度にできるため、肌への負担を軽減できるのがうれしいですね。

【パック・フェイスマスク】

パックやフェイスマスクの最大の魅力は、なんといっても即効性と保湿力です。
豊富な種類で、自分に合ったタイプを選べるのも良いところ。化粧水でも肌は潤いますが、美容成分をたっぷり含んだパックやフェイスパックは、集中的に肌を短時間で整えることができるのが魅力。
パックやフェイスマスク終了後に、乳液、クリーム、美容液などで成分が逃げ出さないように蓋をしましょう。
美容成分がたっぷりと含まれたアイテムを使用すれば、肌もしっかり潤い、美容成分も取り入れることができるのもいいですね。

肌荒れしにくいマスク素材とは?

【シルク】

シルクは、光沢感と滑らかな質感が魅力ですよね。
高級素材でも知られる天然繊維で、人間の皮膚と同じタンパク質から構成され、カイコの繭から作った繊維です。
サラリと滑らかな肌触りの素材で、吸湿性や放湿性に優れており、人肌に近い成分であることから肌当たりが良く静電気が起きにくい特徴があります。
シルク製マスクは、高保湿性で肌乾燥をしにくく、不織布マスクの肌荒れで悩んでいる方にも安心できる素材です。
また、シルク製マスクを雑に洗うと生地を傷めることがあるので、洗濯機でなく手洗いするのがおすすめです。

【コットン】

コットン(綿)は、衣類、タオル、寝具などに使用される天然素材です。
布マスクといえば、コットン使用のガーゼマスクをイメージする方は多いですよね。
コットンは、吸水性や吸湿性に優れており、肌触りも良く柔らかな風合いです。
染色しやすく発色も良いので、絵柄プリントのコットンマスクも販売されています。
柔らかく、摩擦が少なくサラッとした肌触りで、冬は暖かく夏は涼しい素材でもあります。
また、敏感肌の方には、オーガニックコットンを試されるのもおすすめです。
オーガニックコットンは、農薬や化学肥料の厳格基準を守って育てられたコットンなので、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。

【ウレタン】

ウレタンというのは、プラスチック素材の一種で、弾力があり高伸縮性で耐摩耗性に優れた化学繊維です。
ウレタンマスクは弾力性があるので、顔へのフィット感が良くなっています。
また、軽くて乾きやすいので屋外に洗濯物を干せない方にも便利で、シワにもなりにくいです。
通気性が良いので、マスクの中が蒸れにくくなっている点も魅力です。
ただし、紫外線に弱いので洗濯する際は陰干しがおすすめです。

まとめ

ここでは、マスクの基礎知識と共に、マスク着用による肌荒れ原因、肌トラブルの防止方法、予防対策としてのスキンケアについてお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
まず、マスクの常着によってゆらいでしまっている肌へは、特に摩擦や刺激を避けること、そして、丁寧なクレンジングや洗顔を心がけ、メイクや汚れをしっかりと落とすことが大切です。
また、肌に刺激を与えない低刺激性のものや、肌を優しく潤してくれる保湿効果の高いスキンケアを選ぶこともポイントです。 そして、マスクは自分の肌に合ったものを選び、しっかりとスキンケアでも肌をケアしながら、長引くマスク生活を上手く乗り切り、トラブルにも負けない肌に整えていきましょう。

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