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皮膚科医が教える、「心地よい肌」へのヒント

蘇原 しのぶ(そはら しのぶ)

肌を守りながら、
安定させる
How to スキンケア

監修:しのぶ皮膚科 院長 蘇原 しのぶ先生

「肌のため」と思って選んでいることが、もしかしたら肌トラブルを招いているのかもしれません。
これから春に向けては、さらに肌がセンシティブになる時。
アイテム選びや毎日のケア法を見直して心と肌のバランスをいい状態へ整えましょう。

そもそも「敏感肌」とは、どんな状態のこと?

気がつくとトラブルを抱えてしまう…そんな状態が敏感肌。肌は、タイルのように敷き詰められた細胞と、その隙間を埋める細胞間脂質という脂質とで成り立っていますが、敏感肌というのはこの隙間がしっかり埋められていない状態。隙間が多くなれば、そこから刺激物が侵入しやすくなります。だから、敏感肌はトラブルが起きやすいのです。

敏感肌が抱えるトラブルとは?

シミ・シワ・くすみ・ニキビ…肌トラブルに悩む女性は年々増えていますが、合わせて敏感になっていたりと、肌状態と連動していることが多いです。敏感な肌=肌内部に隙間ができた肌は、水分保持能力が低下して乾燥しています。実は、この乾燥がトラブルを生む元凶。スキンケアで保湿がもっとも重視されるのはこのためです。ただし、トラブルの中でかゆみをともなうものはその状況が進行している場合があるので、早めに医師に相談しましょう。

安定した肌へ導くためのお手入れのコツ

肌を安定させるには、とにかく細胞と細胞の間に隙間をつくらないこと。水分だけでは肌はうるおいません。スキンケアのどのステップでも、水分と脂質のバランスに意識を向けるといいでしょう。

今日からできる、美肌ケアのキーワードは「優しさ」

美しい肌=安定した肌を育むには、「よりよいアイテム選び」「肌への触れ方」が重要になります。 まず、前者「よりよいアイテム選び」については肌をうるおわせてくれる、保湿する成分にこだわっていることが大切。もちろん化粧水や乳液などの「入れるケア」には含まれていますが、クレンジングなどの「落とすケア」では見落としがち。クレンジングや洗顔は、汚れや不必要な角質などを落としてくれますが、同時に肌内部に隙間をつくりやすいケアでもあります。そのため、「落とす」アイテムにも保湿成分が入っているかどうかチェックしてみるといいですね。また、洗浄成分がマイルドであること、肌に低刺激であることも確認しましょう。その判断基準のひとつが、製品がパッチテスト済みであるかどうか。専門機関の判断を受けたアイテムは、信頼性がより高まります。
次に、後者「肌への触れ方」について。肌は優しく扱うことが大原則。「がんばってケアしよう」「キレイにしたい」という思いが強いほど、知ってはいても過剰に触れているもの。強く擦るなど肌に強い力を加えると炎症を起こしやすくなりますが、何度も何度も肌に触れることも刺激になります。たとえば「肝斑」は、肌に過剰に触れた結果起きる炎症のひとつです。 こういったことを踏まえて、私自身が愛用しているのは、洗浄成分がマイルドで保湿成分入り、ひとつでクレンジング、洗顔、うるおいケアができ、敏感肌にも安心して使えるクレンジング水。肌に触れる回数がグンと少なくなります。拭き取りクレンジングは、なめらかな肌触りのコットンを選び、たっぷりとクレンジングを含ませて使いましょう。

安定した肌のためには、生活習慣の見直しも

どんなにいい化粧品を使っていたとしても「内面からのケア」ができていなければ、なかなか美肌には近づけません。大切なのは、バランスのいい食事と睡眠。日中に傷ついた細胞は寝ている間に修復されるため、しっかり睡眠をとっていれば肌ツヤがよく、寝不足の日は肌色が冴えない…と感じるのはそのためです。とはいっても、現代女性のほとんどが仕事や家事などで毎日忙しいもの。健やかな肌を目指しつつも、多少揺らいだ時、慌てず対処できるスキンケア法を知っておくと安心です。たとえば、朝の洗顔法。もともと乾燥肌でさらに乾燥が気になってしまったら、皮脂を取り去らないようぬるま湯のみにする、オイリー肌でニキビができてしまったら、毛穴を塞ぎにくいローションのクレンジングにする。こんな風に、肌状態によってスキンケア法や使うアイテムを変えることも、安定した肌づくりの秘訣です。

蘇原 しのぶ(そはら しのぶ)

しのぶ皮膚科 院長

蘇原 しのぶ
そはら しのぶ

医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協医科大学附属病院 皮膚科を経て、2016年にしのぶ皮膚科開業。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。アトピー性皮膚炎治療を専門とし、アトピーチャンネルの総監修も担う。

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